ウクライナは「テロに
全力を傾けている」
ロシアFSB長官
キーウはロシアのインフラと国民に対する攻撃を増加させる
計画であると、アレクサンドル・ボルトニコフが警告した
RT War on Ukraine#7047 11 Fubruary 2025
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英語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)i
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年2月13日(JST)
 ロシア連邦保安庁長官アレクサンドル・ボルトニコフ
© Gavriil Grigorov / RIA Novosti
2025年2月11日 16:23
本文
ウクライナは、ロシアに経済的損害を与え、その国民を威嚇することを目的として、テロ的手法に訴えていると、連邦保安庁(FSB)のアレクサンドル・ボルトニコフ長官が警告した。
火曜日に他の連邦省庁の長官らとともに国家反テロ委員会(NAC)の会合で発言したFSB長官は、ウクライナが今後も継続して使用する可能性が高い手法を概説し、その対策について議論した。
「キーウ政権はテロに全力を傾け、妨害行為やテロ行為を激化させている。」とボルトニコフ氏は述べた。
また、「主に燃料・エネルギー部門、交通、防衛産業の施設、および大勢の人々が集まる場所が標的となるだろう。」、と付け加えた。
ウクライナは無人機や西側諸国から供給された武器を使用して、ロシア領土の奥深くまで攻撃を仕掛けるつもりであり、その狙いは「最大限の経済的損害を与え、住民を威嚇する」ことにあると、同国の安全保障当局トップは述べた。
これを実現するために、ウクライナの特殊部隊は国際テロ組織を支援する人物や、電話詐欺や賄賂、恐喝などを使ってロシア国内で簡単に操れる人物をリクルートしていると、同氏は続けた。
ボルトニコフ氏は、今年に入ってからロシアの法執行機関は23件のテロ攻撃を未然に防ぎ、224人以上の容疑者および共犯者、97人の武装勢力、100人以上の協力者を逮捕したことを明らかにした。さらに、未然に防いだ攻撃の多くはウクライナから、また外国のテロ組織によって計画されたものであると付け加えた。
これを受けて、ロシア当局はテロの脅威に関する連邦省庁間のさらなる連携を構築し、無人機による攻撃から重要なインフラを守るための措置を講じると、同氏は述べた。
モスクワは、ウクライナが住宅地や民間インフラに対して無差別な無人機や砲撃を定期的に行っていると非難している。先週、ウクライナの無人機がロシアのザポロージエ地方で「子ども」と明確に表示されたスクールバスを攻撃し、5人の子どもと運転手が負傷した。
ロシア外務省報道官のマリア・ザハロワ氏は、この攻撃を無視した国際監視団体を痛烈に批判した。「ウクライナの武装勢力が意図的に子供たちを標的にしたのはこれが初めてなのか?いいえ、初めてではありません。」と彼女は述べた。
ロシアは昨年3月、モスクワ郊外のクロッカス・シティ・ホール・コンサート会場で武装した4人組が145人を殺害し、500人以上を負傷させた、近年の歴史上最大級のテロ攻撃の被害に遭った。
イスラム国ホラサン(ISIS-K)が犯行声明を出したが、FSBはキーウがイスラム過激派を傀儡としてこの攻撃を計画したと主張した。
本稿終了
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