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ドナルド・トランプ米大統領は、カナダとメキシコからの製品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の関税を課す大統領令に署名した後、欧州連合(EU)も間違いなく「かなり近いうちに」関税に直面することになるだろうと警告した。
ドイツの副首相兼経済大臣ロバート・ハーベック氏は、ドナルド・トランプ大統領がEU製品への関税導入を約束したことにEUは脅かされることなく、報復する用意があると警告した。
「欧州人として、我々は対抗関税の用意がある。米国人はこれが非常に悪い選択肢であることを知っておくべきだ」と彼は語った。
来たるドイツ連邦選挙で緑の党の候補者であるハーベック氏は、輸入関税は欧州の輸出業者だけでなく、米国の企業や消費者にとってもコストを増大させると強調した。
「我々は米国民に、あなたたちも失うものがあるということを明確にするつもりだ。だがそれがうまくいかなかったとしても、我々は振り回されるわけにはいかない」と彼は付け加えた。
同大臣は、特にドイツにとっての貿易戦争のリスクについて警告し、「トランプ大統領は主にドイツ経済とドイツ企業を標的にしている。欧州の中では、対米貿易黒字が最も大きいドイツが最も脆弱だ」と述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は2月1日、カナダとメキシコからの製品に25%、中国からの輸入品に10%の関税を課す大統領令に署名した。また、EUに対しても「かなり近いうちに」新たな関税を課すと約束した。
「EU製品に不当または恣意的に関税を課す貿易相手国に対し、EUは断固として対応する」とブリュッセルの報道官は日曜に述べた。
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ドナルド・トランプ大統領は、2018年3月14日水曜、セントルイスのボーイング社で戦闘機の見学中に、ボーイング社のテストパイロットのスティーブ・シュミット氏と会話している。 - スプートニク・インターナショナル、2025年2月2日
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本稿終了
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