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 ワシントンは、遅れをとるたびに癇癪を起こすという新たな癖を身につけたようだ
「アメリカの偉大さ」は、いつから泣き言を
言い続けるようになったのだろうか?

How the US is Turning Into a Crybaby Empire
Sputnik International(Globe)
War on Ukraine#6954 31 January 2025


英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年2月1日(JST)

© AP Photo / Jose Luis Magana

6時間前

本文

■「敵対的な」BRICS諸国が「強大な米ドル」に挑戦する

 ドナルド・トランプ米大統領は、BRICS諸国が新たな通貨を創設する場合には100%の関税を課すと再び威嚇したが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、BRICS統一通貨の創設は検討のテーブルにも乗っていないと明言している。


■DeepSeek:最新の「盗まれた」米国技術スキャンダル

 トランプ大統領は、中国DeepSeekプラットフォームの市場での成功は、「我々の産業が競争に勝つためにレーザーのように焦点を絞る必要があるという警鐘であるべきだ」と宣言した。(1月28日)

 商務長官候補のハワード・ルトニック氏は、すぐに飛び入り参加して、中国の強力なAIモデルは「盗まれた」米国の技術と高度な半導体の上に構築されたと主張した。(1月29日)


極超音速兵器:ロシアも「盗んだ」?

 トランプ大統領は、オバマ政権時代にロシアが米国の極超音速ミサイルの設計を「盗んだ」と証拠なしに主張した。(1月23日)

 2020年にも同じ主張を行い、2023年にも再び主張し、そして今回、2024年にもまた同じ主張を行った。モスクワは一貫してこれらの主張を粉砕し、嘲笑してきた。


■中国はアメリカの雇用を「奪った」

 トランプ大統領は、アメリカの製造業の雇用を「奪った」として中国を繰り返し非難している。しかし、1980年代に鄧小平の経済改革後、中国に熱心に殺到したのはアメリカの企業だった。


■TikTokは悪い…なぜなら、すべてを支配しているから

 「基本的に、TikTokに関しては、私はそれを売却する権利、あるいは閉鎖する権利を持っている」と、トランプ氏は1月20日に宣言した。ワシントンは、少なくとも米国成人の3分の1が利用している人気の中国製ソーシャルメディアアプリを禁止し、TikTokの米国事業を売却させるために中国の腕をねじ伏せようと繰り返し試みてきた。

本稿終了