2025年1月20日 14:02
本文
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は月曜日の国家安全保障会議の会合で、ドナルド・トランプ氏の米国大統領就任を祝福し、両国間の交流を再開するという同氏の表明した意向を歓迎すると述べた。
「我々は、退任する政権によって中断されていたロシアとの直接的な接触を復活させたいとの希望について、新たに選出された米国大統領とそのチームのメンバーの発言を聞いている。また、第三次世界大戦を防ぐためにあらゆる手段を講じる必要があるとの発言も聞いている」とプーチン大統領は述べた。
「もちろん、我々はそのような態度を歓迎し、選出された米国大統領の就任を祝福する」と彼は付け加えた。
モスクワはワシントンとの「対話を拒否」したことは一度もなく、常に米国のいかなる政権とも交渉する用意があることを表明してきたと大統領は指摘した。ロシアは引き続き自国の原則を守り、対話は「平等かつ相互尊重の基盤」の上に築かれなければならないと考えているとプーチン大統領は強調した。
プーチン・トランプ会談の準備には数ヶ月かかるだろう - クレムリンの記者続きを読む:プーチン・トランプ会談の準備には数か月かかるだろう -
クレムリンの記者
トランプ大統領は、特にロシアとウクライナの紛争を終わらせることを目的として、プーチン大統領と会談する意向を繰り返し表明してきた。先週、この次期米国大統領は、就任後「非常に速やかに」プーチン大統領と会談する予定であると発表した。
「彼(プーチン大統領)が会いたがっているのは知っているし、私もすぐに会うつもりだ」とトランプ氏は先週月曜日に語った。「もっと早く会いたかったが、…オフィスに行かなければならない」
両首脳の直接会談の前には電話会談が行われるとみられる。モスクワは次期政権との協議の用意があることを繰り返し表明している。しかし、クレムリンによれば、会談がいつどこで行われるかという具体的な詳細は決まっていないという。
本稿終了
|