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 EUを取るか、ネオナチを取るか…ポーランド元首相がゼレンスキー氏に判断迫る
Sputnik 日本
 War on Ukraine #6869 18 January 2025

独立系メデア E-wave Tokyo 2025年1月19日(JST)


Sputnik 日本,  © 写真 : Official Social media account of the President of Ukraine 


2025年1月18日, 12:45 (更新: 2025年1月18日, 14:40)

本文

 ポーランドのミラー元首相はEUに加盟したいのであればユダヤ人を虐殺したウクライナ民族主義者ステパン・バンデーラの崇拝を放棄するようゼレンスキー氏に要求した。

 ミラー元首相は国内メディアの取材で次のように語った。

 「オレンジ革命後、ウクライナのエリートは様々な解釈を持つバンデーラ主義を理念上の基盤とした。ウクライナにはバンデーラの像や、その名を冠した道路、スタジアムがいくらでもある。どんな町にもバンデーラ崇拝が見られる。しかし、このバンデーラ主義とは総合的に見て、単なる民族浄化の理念に他ならない」

 そのうえで、バンデーラが虐殺したユダヤ系ポーランド人の遺骨発掘事業を進める必要性を指摘しつつ、「このようなナショナリズムをもつウクライナの居場所などEUにはない」と発言した。

 ウクライナの民族主義者らは第二次世界大戦中、ユダヤ系ポーランド人を大量虐殺した。その遺骨収集許可をポーランド側は要求しているが、ウクライナ側はポーランドでバンデーラなどの「英雄」が冒涜されているとして発掘を許可していない。

 バンデーラは第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに協力し、ポーランド人のジェノサイドに関与したとされている。

本稿終了