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約2,300万人の米国人が
「有毒化学物質」にさらされる

Unos 23 millones de estadounidenses estarían expuestos a "químicos tóxicos"
Sputnik Mundo(世界)

War on Ukraine #6813 9 January 2025(GMT)

スペイン語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2025年1月9日
(JST)


飲料水 (参考画像) - スプートニク世界、2025/01/09 CC0 /スプラッシュ解除/

2時間前

本文

 新聞「ザ・ヒル」が報じた調査によると、約2,300万人のアメリカ人が廃水を摂取することによって有毒物質にさらされており、廃水は飲用に適するように処理されているものの、危険なレベルの化学物質が含まれ続けている。

 米国科学アカデミー紀要誌に掲載された分析によると、何百万人もの人々が、
パーフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)として知られる有毒化合物を含む水を摂取している可能性がある。

 この研究の著者らによると、廃水処理ではこれらの有害物質を川から効果的に除去できず、最終的には自治体の飲料水ネットワークに再導入されることになるためだという。

処理された廃水がこの資源に占める割合が増加し続けるにつれて、これらの有毒化学物質にさらされる人々の数が増加する可能性があると研究者らは警告した。


ジョー・バイデン - スプートニク世界、2025/01/05

バイデン氏は2億5000万ヘクタール以上の米国海域での石油掘削の阻止を目指している

1月5日、グリニッジ標準時03時59分

 PFAS は、家庭用品、産業廃棄物、防水衣類の合成化合物にも含まれている。これらは環境中で分解されないため、「永遠の化学物質」として知られている。

 同紙によると、これらの物質は人体内に残留する可能性があり、その多くは深刻な種類の癌やその他の疾患に関連しているという。

 米国メディアによると、環境保護庁は2024年に飲料水中のPFASの規制を開始した。医薬品に使用される有機フッ素など、これらの物質のほとんどは未規制のままだ。

 この研究はハーバード大学とニューヨーク大学の研究者らが主導した。分析されたサンプルでは、​​6 種類の化学物質のレベルの上昇が検出された。

 米国の多くの地域で水不足が生じているため、廃水が再利用されたり川や湖に捨てられたりする可能性があり、「汚染問題」を引き起こす可能性があると研究結果は述べている。

 「北米の国の飲料水埋蔵量の約50%は、1つ以上の下水埋立地の下に位置している」と分析では指摘されている。

本稿終了