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チェチェン指導者、ウクライナ
のドローン攻撃に復讐を誓う

イスラム教徒が多数を占めるロシアの地域州都で、1週間で2度目のドローン攻撃が発生

Chechen leader vows revenge after Ukrainian drone strike. Regional capital of the Muslim-majority Russian region has seen a second drone attack in a week
RT 
War on Ukraine #6642  16 December 2024

英翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2024年12月16日

ロシアのチェチェン共和国首長、ラムザン・カディロフ氏。 ©スプートニク/キリル・ザイコフ

2024年12月15日


本文


 日曜日、ロシアのチェチェン共和国の都市グロズヌイに3機の無人機が襲来した。南部の共和国に対するこのような攻撃は、1週間のうちに2度目である。

 カディロフ氏によると、防空システムが敵の無人機2機を撃墜したため、死傷者は出なかった。3機目は、ロシア国家警備隊のグロズヌイ・アハマト機動警察大隊の敷地内に落下した。

 「次にドローンでチェチェン共和国を攻撃しようという考えが浮かんだら、ウクライナ軍兵士が集まる場所を厳選して攻撃することを覚えておいてくれ。」と、地元の指導者であるラムザン・カディロフ氏は自身のTelegramチャンネルで警告した。

 カディロフ氏は、攻撃の後、ロシア軍にウクライナ軍の所在地を伝えたと述べた。同氏によると、正午にハリコフ市の施設の一つを攻撃した際、2発のイスカンデルミサイルでウクライナ軍兵士200名を無力化したという。

 同市への攻撃については、ウクライナのメディアでも報道されている。ロシア国防省は、この攻撃についてまだ公式にコメントしていない。

 木曜日には、ウクライナの無人機がチェチェン共和国の首都グロズヌイの警察宿舎を損傷し、4人の警察官が負傷した。

 カディロフ氏はこの件について、「士気に関しては、このような試みは勝利への信頼と敵を迅速に撃破する意志を強めるだけだ」と述べた。

 ウクライナは、モスクワとの紛争が激化している過去2年間に、ロシアのさまざまな地域に対して数百件の無人機攻撃を開始した。無人機が初めてチェチェン共和国に到達したのは10月のことだった。その時はロシア特殊部隊大学(RUS)が標的となった。カディロフ氏は以前、紛争が激化して以来、1万9000人の志願兵を含む4万7000人以上の戦闘員が同センターで訓練を受けたと述べている。

本稿終了