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シリアは当分、混沌の中にある
Syria will be in CHAOS for the foreseeable future
RT 
War on Ukraine #6641  16 December 2024

英翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2024年12月16日


2024年12月16日


本文


 今回のGoing Undergroundのエピソードでは、シカゴ大学の政治学教授ジョン・ミアシャイマー氏に話を聞きました。ミアシャイマー氏は、シリアのバッシャール・アサド政権の崩壊と、アサド退陣がイランにとっての損失となる理由、アサド退陣がイランが最終的に核兵器を開発することを意味する可能性、そしてトルコへの影響について論じています。

 また、ミアシャイマー氏は、ドナルド・トランプ氏が中東における米国の外交政策を根本的に変えるとは思わない理由、シリアにおけるロシア軍基地の重要性、そして新政権下でその基地が失われる可能性、HTS主導の攻勢が始まればロシアもイランもバッシャール・アサドを救えない理由、ロシアとイランがアサドに軍の弱さを警告し、その問題を数年前から解決しようとしていたことなどについても論じています。

 インタビューの後半では、アサド政権崩壊に影響を与えた米国の制裁とシリアの油田地帯の占領、現在ダマスカスで政権を握っているアルカイダとISISの工作員と米国の同盟関係、ウクライナ代理戦争とその意図的な目的である大国としてのロシアを追い落とし、代わりにウクライナを荒廃させるという意図、ウクライナでロシアを打ち負かすことができると本気で信じている欧米、ウクライナに対する核兵器使用にウラジーミル・プーチンが近づいているとは思わない理由、ガザでの大量虐殺とシリアでの政権交代を経て、欧米にとってブローバック・テロ(予期せぬ反動的なテロ)がどれほど起こり得るか、などについても語っています。

本稿終了