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ロシア、シリアのジハード主義者と軍事基地の交渉中-TASS
2066年までリースされているフメイミム基地とタルトゥース
基地は通常通り稼働していると伝えられている

Russia negotiating with Syrian jihadists on military bases – TASS. The Khmeimim and Tartus bases, leased until 2066, are reportedly operating as usual
RT
 War on Ukraine #6633  13 December 2024


英語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2024年12月14日

事基地について交渉中 - TASS シリアのラタキアにあるフメイミム基地。©ゲッティイメージズ

2024年12月13日 22:02

本文

 ロシアはシリア国内のタルトゥースとフメイミムにある2つの軍事基地の維持についてシリア新政権と交渉中であるとタス通信が報じた。

 交渉に詳しいとされる通信社筋によると、 モスクワと先週末にシリアで権力を掌握したシリアの聖戦主義者らは現在、「シリアにおけるロシアの存在と以前の地位の維持」について協議している。 「ロシア側は一時的な安全の保証を確保しており、軍事基地は通常通り機能している」と情報筋は語った。

 12月9日、TASSの情報筋は、前日、当時のバッシャール・アサド大統領の反対派の武装部隊がロシアの基地がある州を完全に制圧したが、どちらの施設にも侵入しなかったと報じた。

 シリア情勢は、過去2週間で急速に悪化している。イスラム過激派組織「ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)」が率いるさまざまな過激派がシリア軍に対して攻撃を開始し、主要都市を制圧してダマスカスにまで到達したためだ。シリア軍の崩壊後、アサド大統領はシリアから逃亡し、ロシアへの亡命を認められた。

 ロシアのミハイル・ボグダノフ外務次官の声明によると、ロシアの外交官らはすでにHTS政治委員会と「シリア領内にいる我が国の外交使節団とロシア国民の安全の確保」を含むいくつかの問題について話し合っているという。

 2017年、モスクワとダマスカスは、タルトゥース基地とフメイミム基地にロシア軍をさらに49年間駐留させることに合意した。

本稿終了