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ドーハ(スプートニク) -
シリアでハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS、旧ヌスラ戦線、ロシアでは活動禁止)グループによって起きているような、地政学的目的を達成するためのテロリストの利用は容認できないとロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は強調した。
セルゲイ・ラブロフ外相は、「ドーハフォーラムの枠組み上、イドリブ緊張緩和地帯からの攻勢を組織する際に現在行われているように、地政学的目標を達成するためにハヤット・タハリール・アル・シャームのようなテロリストを利用することは許されないと我々は絶対的に確信している」と、同紙の質問に答えた。
ブロフ外相はまた、カタールの首都で開催されたアスタナ形式の閣僚会議で、「軍事面において、ロシアはシリア軍によるテロ攻撃の撃退を支援している」と明言した。
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さらに、セルゲイ・ラブロフ外相は、現在のシリア危機に関する優先事項は敵対関係を終わらせることであると強調した。
「現段階での主な目的は衝突を止めることだ」と同氏は宣言した。
同氏はまた、ロシアがシリア情勢の安定化を目指して「シリア政府と法的反政府勢力の両方と」協力する用意があると明言した。
同氏は、モスクワがドーハでの会談の傍らでトルコ政府とテヘラン側との間で、交渉に関して「反政府勢力に対しても措置を講じる」ことで合意したことを思い出した。
11月27日、テロ組織ハヤット・タハリール・アル・シャーム(HTS、旧ヌスラ戦線、ロシアでは禁止されている)は、2016年以来初めて。シリア反政府勢力のいくつかの武装グループと協力して、アレッポ州とイドリブ州で政府軍に対する大規模な攻撃を開始した。
11月30日、これらの違法武装集団は国際空港やクワイレス空軍基地を含むアレッポ市を制圧したが、これは2011年3月にシリアで武力紛争が勃発して以来、起きたことではなく、政府軍が反政府勢力、、テロ組織と対峙し続けている。
12月5日、正規軍は2011年以来初めて別の主要都市ハマを放棄し、ホムスへの攻撃者の道を空けた。
前日、シャムFMラジオ局は、ハマとホムスの間にあるラスタン市とタルビセ市が違法武装集団に占領されたと報じた。
シリアの中、北部地図 出典:グーグルマップ
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