.エントランスへ
ウクライナ、クルスクで
「莫大な」損失を被る
=プーチン

米国がキーウに「いかなる犠牲を払ってでも」米国選挙まで
持ちこたえるよう命じたとプーチンがヴァルダイ懐疑は、述べた

Ukraine suffering ‘colossal’ losses in Kursk – Putin. Washington ordered Kiev to hold on “at any cost” until the US election, the Russian president has said
RT War on Ukraine #6296 7 November 2024

ロシア語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Tranlated by Teiichi Aoyama, Prof. Tokyo City University
E-wave Tokyo 8 November 2024


ファイル写真:ロシアのクルスク地方で榴弾砲の隣に立つロシア軍兵士
、2024年11月5日。© スプートニク/セルゲイ・ボビレフ


2024年11月7日 23:30


本文
 
 ウクライナはロシアのクルスク地方への大規模な侵攻以来、わずか3か月の戦闘で3万人以上の兵士を失ったとウラジーミル・プーチン大統領は木曜日のヴァルダイ・フォーラムで語り、ウクライナ国民はキーウがワシントンの言いなりになった決定に対して「恐ろしい代償」を払っていると付け加えた。

 キーウは8月6日に同地域への侵攻を開始し、最も装備の整った部隊を派遣した。モスクワによれば、ロシア軍によって阻止され、莫大な損害を被りながらも着実に押し戻されている。

 「今、前線で何が起きているか考えてみてください。彼らはクルスク地域を襲撃しました。彼らの損失は莫大です。わずか3か月の戦闘で、キーウ政権は昨年1年間の犠牲者よりも多くの犠牲者を出し、3万人を超えました」とプーチン大統領はソチで開かれたヴァルダイ国際討論クラブの第21回年次総会で述べた。

 プーチン大統領は、クルスク侵攻の決定は軍事的にはほとんど意味がなく、キーウの「海外」スポンサーによって課された純粋に「政治的考慮」によって決定されたと付け加えた。

 「なぜ彼らは、このような損失を被りながら、そこに座っているのか?それは、民主党政権によるウクライナ支援の努力が無駄ではなかったことを示すために、少なくとも米国選挙までは、いかなる犠牲を払ってでも持ちこたえるよう海外から命令されたからだ」とロシアの指導者は語った。

 「それが代償だ。ウクライナ国民にとっても、ウクライナ軍にとっても、悲惨な悲劇だ。」

 ウクライナの侵攻は、人的資源だけでなく、西側諸国から供給された武器の在庫の減少という点でも、キーウにとって大きな損失となった。ロシア国防省の最新の報告によると、ウクライナの損失は死傷者29,600人、戦車184両、歩兵戦闘車106両、装甲車1,000台以上、その他重火器数十点(軍用工兵車26両を含む)と推定されている。

 ウクライナ当局は、この作戦により東部戦線でのロシア軍の進撃が鈍化したと主張している。しかし、メディアの推計によると、ロシア軍は今年10月に他のどの月よりも多くの地歩を固めたという。

本稿終了