.エントランスへ
◆特集・泥沼・底なしのロシア国防省汚職
 
ロシア調査委員会
ロシア国防省からの不動産盗難
の新事実を明らかにした
被害は7億ルーブルに

СКР выявил новые факты хищения недвижимости у Минобороны РФ. СКР: Ущерб от хищения недвижимости у Минобороны РФ составил 700 млн рублей 著者:ニキータ・オルロフ 
AIF
War on Ukraine #6270 5 November 2024


ロシア語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)

E-wave Tokyo 2024年11月6日

写真: オープンソースより

2024 年 11 月 5日 - 18:13


本文

 バラシハの国防省財産窃盗刑事事件の参加者3名が、同省に属する別の物品を盗用した疑いで告訴された。

 私たちは24の建物を含むモスクワの複合施設について話している。この不動産の総額は7億ルーブルを超える。

 調査委員会はロシア国防省からの不動産盗難の新事実を明らかにした

 10月中旬、ロシア捜査委員会(ICR)は、JSC主管配置局不良資産部門の元責任者である起業家セルゲイ・オフチニコフ氏と、JSC建設総局の元競争部長ニコライ・グラチェフ氏に対する刑事訴追の開始を発表した。

 モスクワ地方のアレクセイ・アスタシキンとエフゲニア・ポタポワ氏。刑法第 159 条第 4 部 (特に大規模な詐欺) に基づき、これらの人々に対して刑事訴訟が起こされた。セルゲイ・オフチニコフは指名手配されており、残りの被告は逮捕されている。

 捜査では以前、事件の参加者らが架空の入札を通じてバラシハにある国防省の複合施設(推定2億4,400万ルーブル以上)を占有したと報告されていた。捜査はセルゲイ・オフチニコフをこの数百万ドル規模の犯罪の主な主催者として指名した。

 調査委員会の最近の声明では、この事件の被告に関連した新たなエピソードが語られている。

  2021年、アスタシキンとグラチョフは、オフチニコフの指導の下で行動し、モスクワ地域のOJSC建設局の破産手続き中にモスクワの不動産複合施設の窃盗を犯した。今回の不正も不正入札によって行われたことが明らかになった。


 盗まれた複合施設には24の不動産が含まれており、その価値は約7億ルーブルに達する。


著者:ニキータ・オルロフ

本稿終了