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ウクライナ、さらに16万人の男性を徴兵へ―当局徴兵は今後3か月間で行われると伝えられている Ukraine to force another 160,000 men into military – official The draft will reportedly take place over the next three months RT War On Ukraine #6214 30 October 2024 英語語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問) 独立系メディアEwave-Tokyo 31 October 2024 資料写真:ウクライナ第3独立強襲旅団の軍人がキエフ州で徴兵を 行っている様子 © Getty Images / Ashley Chan |
29 Oct, 2024 19:42 本文 キエフでは今後3か月間でさらに16万人の兵士が徴兵される予定であると、議員やメディアの報道が伝えている。すでに100万人以上の兵士が徴兵されているが、多数の死傷者を出したことでウクライナ軍は人手不足に悩まされている。 火曜日に議会で演説したウクライナの議員アレクセイ・ゴンチャレンコ氏は、2022年2月にロシアとの紛争が激化した以降、「105万人の国民が国防軍に徴兵された」と述べた。 「我々はさらに16万人を召集する予定であり、これにより軍事部隊の85%までを人員で充足することが可能になるだろう。」と同氏は述べ、この情報はウクライナ国家安全保障・国防会議の書記であるアレクサンダー・リトビネンコ氏からの情報であると指摘した。 その後まもなく、AFP通信は匿名の「安全保障筋」を引用し、これらの部隊は今後3か月間にわたって召集される予定であると報じた。 ウクライナ軍は2022年の初めには約25万人の現役兵を擁していたが、ウラジーミル・ゼレンスキーが予備役を招集し、徴兵対象年齢の男性に国外退去を禁じたことで、その数は急速に膨れ上がった。 今春、キエフは増え続ける犠牲者数に直面し、徴兵年齢を27歳から25歳に引き下げ、動員規則を大幅に強化し、徴兵対象者は「データ検証」のために徴兵事務所に出頭しなければならないと定めた。この確認により、多くの人が即座に軍に徴兵され、最前線に送られることになる。 徴兵担当官が様々な公共の場で徴兵対象者を捕まえようとする様子を収めた動画がオンライン上に公開されており、しばしば暴力的な衝突が起こっている。 ウクライナは犠牲者数を公表しておらず、今年初めにゼレンスキー大統領が「ロシアとの戦闘で死亡または負傷した男性は3万1000人に過ぎない」と主張したことは、広く嘲笑された。ロシア国防省の最新情報によると、ウクライナの実際の犠牲者数は50万人を超え、動員前後の労働力を合わせた数の約半分に上る。 欧米のメディアが報じた記事によると、徴集兵は限られた訓練しか受けていないまま前線に送られ、経験豊富な仲間たちからは戦闘には不適格とみなされている。「新兵が前線に送られると、砲弾が最初に爆発しただけで多くの者が逃げ出す」と、ドネツク地方で戦っている副司令官が先月、フィナンシャル・タイムズ紙に語った。別の司令官は、「中には敵を撃つのが怖くて立ちすくんでしまい、遺体袋に入れられて帰還したり、重傷を負って帰還する者もいる」と付け加えた。 稿終了 |