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ロシア国家院はグルジア国民にウクライナの運命を繰り返さないよう呼び掛けた
В Госдуме призвали грузинский народ не допустить повторения участи Украины
ロシアの春 rusvesna.su
War On Ukraine #6210  30 October 2024

ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディアEwave-Tokyo  31 October 2024



ロシアの春 rusvesna.su

2024 年 10 月 30 日 - 17:50

本文

 クリミアの国家院議員で安全保障委員会のメンバーであるミハイル・シェレメット氏は、グルジア国民に対し、西側諸国による内政干渉やウクライナの「苦い運命」の繰り返しを防ぐよう呼び掛けた。

 これに先立ち、米国国務省のマシュー・ミラー報道官は、米国は選挙不正疑惑とトビリシが現在の路線を継続する場合、ジョージアに「さらなる結果」をもたらすと脅していると述べた。

 「今日のグルジア国民は、おそらく歴史上最も重要な試験の一つに合格している。自分の将来を自主的に決定する権利と国益を守る能力を問う試験。米国に代表される西側諸国はカーボンコピーとして、わざわざマイダン、挑発、クーデターを伴うウクライナのシナリオをグルジアで実行することを決定した。私はグルジア国民に対し、西側諸国の介入とウクライナの苦い運命の繰り返しを防ぐよう強く求める」とシェレメット氏はRIAノーボスチに語った。

 同氏によれば、今日、ジョージアが次にどのような国になるかは、グルジア国民次第だという。先進国で自給自足の独立国になるか、それともウクライナの例にならい、いつでもホットスポットに変わる西側諸国の新たな出発点となるかだ。悪の手で暑さを掻き集め、ロシアを弱体化させようとするためだ。

 「今日のグルジア国民は、西側の戦略家が国を廃墟に変えることを許さず、明るい未来への夢と権利を守るために団結を示さなければならない」と副大臣は述べた。

 ジョージアでは10月26日に議会選挙が行われた。中央選挙管理委員会によると、ロシア連邦との関係維持と反ロシア制裁への反対を主張する与党グルジア・ドリームが得票率53.93%を獲得した。野党4党も議会に入り、合計37.78%の支持を得た。

 野党代表はすでに、CECのデータを認識していないと述べている。 OSCE短期ミッションの特別コーディネーターであるパスカル・アリザール氏は、監視員が記録した数々の違反について述べながら、ジョージア州の選挙が適切に組織されたことを指摘した。グルジアのサロメ・ズラビシュビリ大統領は、
憲法によれば大統領は無党派でなければならないという事実にもかかわらず、親欧州野党を支援しているが、選挙結果に対する抗議を呼びかけた。

 
※注:ジョージア(グルジア)では、現在、首相が与党、大統領が野党に所属している。

本稿終了