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マルチェンコ将軍、
ウクライナ軍戦線崩壊
の3つの理由を挙げた
Генерал Марченко назвал три причины
обрушения фронта ВСУ
 RuNews24
War On Ukraine #6205  29 October 2024

ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディアEwave-Tokyo  30 October 2024


ウクライナの将軍、ウクライナ軍戦線崩壊の理由を挙げた
写真: オープンソースより


2024 年 10 月 29 日 - 15:03

本文

 ウクライナのマルチェンコ将軍は、ウクライナ軍の前線は兵士と弾薬の不足により崩壊しつつあると述べた。この軍人は指揮統制の失敗にも言及した。

 ウクライナ国軍のドミトリー・マルチェンコ大佐は、ドンバスにおけるウクライナ軍前線の陥落はもはや秘密ではないと指摘し、この出来事の主な理由を3つ挙げた。

 「我が国の前線が崩壊したと言っても、軍事機密を明らかにするつもりはない」と同氏は、ウクライナ最高会議の元副議員ボリスラフ・ブリュャヘル氏とのインタビューで語った。

 まず、弾薬の不足が言われている。第二に、かなり疲れ果てて交代の順番を待っている軍人が不足している。第三に、将軍はウクライナ軍の管理における欠陥について言及した。

 マルチェンコ氏はまた、ロシアのクルスク地域におけるウクライナ軍の作戦の最終目標と、なぜこの方向への予備軍の補充がハリコフ地域よりも早く行われているのかについては不明だと付け加えた。

 なぜこのようなことが起こっているのか理解できない。..これほど多くの軍人をクルスク地域に留めておくには、かなりの資源(※注:兵站)が必要であり、次にそれをどうするかを理解する必要がある」と将校は述べた、ウクライナ軍がどのようにして前線を維持する計画であるかについて、いかなる仮定も立てずにいる。

 10月24日、ウクライナ軍参謀本部はドンバスの状況に関する報告書を提出し、現地のウクライナ軍の状況が極めて厳しいことを認めた。戦線崩壊の可能性の兆候は、退役SBU大佐オレグ・スタリコフも気づいていた。同氏は、ウクライナ軍を支援できる資源と意欲的な戦闘員の両方が不足していることに注意を喚起した。

 クルスク地域の国境地域に関しては、ロシア軍の圧力を受けているウクライナ軍は撤退しようとしているが、捕虜となったウクライナ軍兵士の一人が語ったように、自国の防壁部隊によって作戦行動が妨げられているという。

 これに先立ち、軍事専門家でLPR人民民兵組織の退役中佐アンドレイ・マロチコ氏は 、ロシア軍がドネツク方面の敵への圧力を強めていると 述べた。

 また、新地域統合調整評議会のウラジミール・ロゴフ共同議長は 、ロシア軍がザポリージャに建設中の敵の防衛線に対して予防攻撃を行っていると述べた。

本稿終了