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ベロウソフ国防大臣
大規模核攻撃の展開を
プーチン大統領に報告

Белоусов доложил Путину об отработке массированного ядерного удара
kommersant.ru
War On Ukraine #6203  29 October 2024

ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディアEwave-Tokyo  30 October 2024


アンドレイ・ベロウソフ 写真: ロシア連邦国防省

2024 年 10 月 29 日、17:29

本文

 ロシア国防大臣アンドレイ・ベロウソフと参謀長ワレリー・ゲラシモフは、核戦力の訓練に関する報告書をウラジーミル・プーチン大統領に提出した。

 同大臣によると、訓練では敵の核攻撃に応じて大規模な核攻撃を行うという課題が練られるという。報告書のビデオが国防省報道局によって公開された

 ゲラシモフ氏は、この訓練には太平洋艦隊の戦略ミサイル潜水艦、ヤーズ移動式地上発射ミサイルシステム、北方艦隊の戦略ミサイル潜水艦、およびTu-95MS長距離戦略ミサイル母艦2隻が参加したと述べた。

 国防省報道機関が報じたように、発射はロシア国防管制センターによって制御されていた。訓練中に提供されたすべての任務が完了し、発射されたすべてのミサイルが目標に到達し、指定された特性が確認された。

 大統領は、クレムリン情勢センターからのビデオリンクを介して核戦力の訓練を実施した。プーチン氏によると、地政学的な緊張とロシアに対する新たな外部脅威の出現を背景に、現代的で常に即戦力となる戦略部隊を持つことが重要だという。

 9月に大統領はロシアの核原則の変更を発表した。したがって、ロシアが核兵器を使用する可能性のあるシナリオのリストを拡大することが計画されている。

本稿終了