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イスラエルの空爆でジャーナリストが死亡 - メディア

金曜の朝、イスラエル空軍がレバノン南部の報道関係者用ゲストハウスを標的にしたと報じられている


Israeli airstrike kills journalists – media. The Israeli air force reportedly targeted a press guesthouse in southern Lebanon on Friday morning RT
War on Ukraine #6160 25 October 2024

英語訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
E-wave Tokyo 2024年10月26日



レバノン、ハスバヤにて 2024年10月25日
© Getty Images / Anadolu / Contributor

2024年10月25日 18:17

 
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 複数のメディアの報道によると、金曜日の朝、レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりメディア関係者の避難所が攻撃され、ジャーナリスト3名が死亡、数名が負傷した。

 報道によると、イスラエル軍の空爆は、アルジャジーラ、スカイニュース・アラビア、TRTなどの報道機関のジャーナリスト18名がイスラエルとヒズボラの紛争を取材中に滞在していたレバノン南部ハスバヤの小さな別荘地帯を襲った。

 ジャーナリストたちは、それまで滞在していた宿泊施設へのイスラエル軍の空爆が激化したため、避難所に移っていた。

 報道によると、攻撃は現地時間午前3時(グリニッジ標準時午前0時)頃、ジャーナリストたちが就寝中に実施された。被害者は、レバノンのテレビ局アル・マヤディーンのジャーナリスト、ガッサン・ナジャール氏とモハメド・レダ氏、レバノンのニュース機関アル・マナールに勤務するウィッサム・カッセル氏であることが確認された。現場に居合わせた記者たちは、攻撃は特にアル・マヤディーンとアル・マナールのジャーナリストたちが滞在していた別荘を直撃したと語った。イスラエルは、この2つの報道機関がヒズボラと連携していると見なしている。

 現場からの映像には、倒壊した建物や、敷地前に駐車されていた「プレス」と書かれた一部の車が損傷している様子が映っていた。

 レバノンのザイド・マカリ情報相は、この空爆を非難し、「戦争犯罪」と表現した。

 「これは、7つのメディア機関を代表する18人のジャーナリストが現場にいたにもかかわらず、監視と追跡を行い、計画的に実行された暗殺です」と、彼はX(旧Twitter)に書き込んだ。

 この攻撃は、水曜日にイスラエルの空爆により、ベイルート南部郊外にあるアル・マヤディーンのオフィスが破壊された後に発生した。建物から人々はすでに避難していた。同チャンネルのジャーナリスト2名は、1年前にレバノン南部で取材中にイスラエルの空爆により死亡している。

 また、金曜日には、レバノンにおける国連平和維持活動が、イスラエル軍が南部Dhayraの監視所で国連軍に発砲し、撤退を余儀なくされたと発表した。

 ジャーナリスト保護委員会によると、イスラエルのガザ地区侵攻により、この1年で少なくとも125人のジャーナリストが死亡した。

 水曜日、イスラエルはガザ地区でアルジャジーラの取材活動を行っていた6人のジャーナリストをハマスおよびパレスチナ・イスラム聖戦(ジハード)のメンバーであると非難した。同ネットワークは、この非難を「根拠のないもの」と反論し、国際社会に対して記者の保護を呼びかけた。

 イスラエルは1ヶ月前にレバノンで大規模な攻勢を開始し、ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ氏を殺害した空爆を含む一連の空爆でベイルートを攻撃した。イスラエル国防軍はレバノンへの地上侵攻も開始した。

 レバノン保健省によると、イスラエルの攻撃による死者は2,500人を超えた。

本稿終了