イラン外務省報道官 「西側のイラン批判はイスラエルの犯罪の矮小化が目的」
イラン国営放送日本語版
War on Ukraine #6079 16 October 2024
E-wave Tokyo 2024年10月17日
イラン外務省のバガーイー報道官 |
10月 16, 2024 17:49 Asia/Tokyo
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イラン外務省のバガーイー報道官は、ウクライナ戦争に関して英・EUがイランを非難したことについて、「イスラエルによるパレスチナ人のジェノサイドから国際世論の目を逸らせるためのものだ」とした。
【ParsTodayイラン】バガーイー報道官は英・EUが人権問題を理由としてイランの個人・法人に新たな制裁を行使したことを厳しく非難しました。
イラン外務省のウェブサイトによると、バガーイー報道官はイランがロシアに弾道ミサイルを提供しているという疑惑を否定し、「イランは当初から戦争に反対し、各国が互いの領土主権を尊重することを強調し、ロシア・ウクライナ間の戦争の外交解決を求めてきた。それにもかかわらず、英・EUはイランがウクライナ戦争に関与しているという根拠のない主張を展開している。これはまったくの捏造だ」と述べた。
バガーイー氏はその上で、「英・EUによるイランは、イスラエルによるパレスチナ人のジェノサイドから国際世論の目を逸らせるためのものだ」とし、英独など一部欧州諸国によるイスラエルへの武器支援を挙げ、これらの国々がイスラエルによるガザやレバノンでのジェノサイドに加担していると非難した。また、イスラエルへの武器提供はジェノサイド条約に違反するとして、こうした国々が国際的な責任を負っているとした。
バガーイー氏はまた、イランがロシアなどの他国と軍事協力をするのは自国の安全保障や領土保全のためであり、当然の権利だとしました。その上で、 「イランと他国の軍事協力は他国を想定したものではなく、他国もイランの合法な決定に介入する権利は持たない」と強調した。
また、今回の制裁対象にイランの航空会社3社が含まれていることについて基本的な人権を侵害するとし、普段人権を主張する欧州諸国がそれと相反する行動をとることを批判した。
バガーイー氏はその上で、イランは今回の制裁に相応の対抗措置をとるとし、EUに対し国際法の順守と加盟国にイスラエルへの武器支援の停止を義務付けるよう勧告した。
本稿終了
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