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 特集:カザンBRICS首脳会議
露下院議長ヴォロディン氏:
欧州ではBRICSが認められ、米国とEUの覇権の時代は終わりつつある

Володин: в Европе признали БРИКС, время гегемонии США и ЕС уходит
Vesti
(ロシアのテレビ局)
War on Ukraine #6060 14 October 2024


ロシア語訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translated by Prof. Teiichi Aoyama

E-wave Tokyo 2024年10月15日


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024年10月14日 10:22

本文


 欧州諸国はBRICSを承認し、セルビアは停滞する欧州連合の代わりに国家間連合に参加するつもりだとロシア連邦下院議長のヴャチェスラフ・ヴォロディンが語る。

 「ますます多くの国が、BRICSが多極化世界の展望であり保証であることを理解している」と政治家は自身のテレグラムチャンネルに書いた。

 ボロディン氏は、BRICS加盟国はEUとは異なり、脅迫したり「不条理な条件」を提示したりしようとしているわけではないと付け加えた。また、協会の会員は互いの「主権問題」に干渉しようとするものではない

 「ワシントンとブリュッセル側のこうした政策は、我々が見ているように、逆効果を招いた」と下院議長は強調した。

 同政治家によると、今日各国は「国民の利益のための対等な対話と互恵協力」という戦略を選択しているという。

 「ワシントンとブリュッセルの覇権の時代は終わりつつある」と彼は結論づけた。

 同氏はまた、現在G7を上回るBRICS経済の成功を回想した。ドイツ、フィンランド、オーストリア、エストニアのGDPは減少している。

 ヴォロディン氏によると、30以上の国が国間連合への参加に関心を示しているという。これらの国の代表はカザンで開催されるBRICSサミットに集まる。

本稿終了