2024-10-14 10:40
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10月14日(新華社) 総合報道:
現地時間13日、グテーレス国連事務総長は、多くの国連平和維持軍員に負傷を与えたレバノン南部での攻撃を非難した。
グテーレス事務総長は、イスラエル軍による国連レバノン暫定軍(UNIFIL)への攻撃は戦争犯罪に当たる可能性があると述べた。
データマップ: グテーレス国連事務総長。
13日に国連のウェブサイトに発表された声明によると、グテーレス氏は「UNIFIL要員とその所在地が標的になってはいけない。平和維持軍への攻撃は国際法と国際人道法に違反し、戦争犯罪に当たる可能性がある」と強調した。
グテーレス氏は、イスラエル国防軍の装甲車両が国連敷地の入り口を意図的に侵入した事件を「非常に憂慮すべき」と述べた。 UNIFILはあらゆる要因を評価、検討しており、国連ミッションは平和維持軍の安全を確保するためにあらゆる措置を講じている。
さらに、イスラエル国防軍を含むすべての関係者に対し、平和維持軍を危険にさらす可能性のある行動をとらないよう呼び掛け、敵対行為の停止と国連安全保障理事会決議1701の完全な履行を求めた。
報道によると、UNIFILは1978年に安全保障理事会で採択された決議425に従って設立された。 2006年8月、レバノンとイスラエルの紛争後、安全保障理事会は決議1701を採択し、レバノン南部の安全を維持するためにUNIFILの任務を拡大し、軍隊の派遣を増やすことを決定した。現在、UNIFILにはイタリア、アイルランド、フランス、スペイン、英国、ポーランド、インドネシア、スリランカなどから1万人以上の軍人や警察人員が所属している。
以前の報道によると、UNIFILは、現地時間10月13日早朝、イスラエル軍戦車がラミアにあるUNIFIL駐在所のゲートを破壊し、駅内に強行進入し、約45分後に出発したと述べた。
最近のレバノンとイスラエルの紛争激化を受けて、UNIFIL平和維持部隊5名が負傷した。 10月12日、UNIFILへの平和維持軍派遣に参加している40カ国は、UNIFIL平和維持軍への攻撃を強く非難する共同声明を発表した。
本稿終了
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