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マリア・ザハロワ氏
対露関係を拡大させな
かったのは日本の方だ

Sputnik 日本
 
War on Ukraine #5209 6 June 2024

2024年6月7日, 04:11 (更新: 2024年6月7日, 04:12) ロシア外務省マリア・ザハロワ公式報道官 - Sputnik 日本, 07.06.2024 © Sputnik / Alexandr Kryazhev

 マリア・ザハロワ ロシア外務省公式報道官

本文

 日本は対露関係を開花させようとしなかった。それは常に政治、歴史の問題に主眼をおいていたからだ。それに対してロシアは、あらゆる面で常に誠意を示していた。「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)」に参加中のロシア外務省マリア・ザハロワ公式報道官はスプートニクからの取材にこのように語った。

 ザハロワ氏は、ロシアが両国関係の悪化の責任を日本に転嫁しようとしていると日本が発言したことにコメントし、ロシアが関係を壊したという例をひとつでもいいから引くよう、日本政府に提案した。ザハロワ氏はそうした例は皆無だと指摘している。

 「我々はあらゆる面でコンタクトを取ろうとしていた。合意出来た中には興味深いプロジェクトも少なくなく、問題解決の模索や可能性の実現化をめざした、すばらしいロードマップもあった。そうした中には、日本には重要なのだが、本当のところは米国が捻り出したテーマも含まれていた。

 島の問題というものだ。これもやはり、米国だけが日本に押し付け、対露関係の主眼におかれたものだったわけで、おそらく、米国が何らかの接近を恐れたからだろうが、私は、もしこうした接近や、せめて正常な関係が発展していたならば、経済的な旨味は万人の目に明らかだと思う」

本稿終了