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モルドバ反政府勢力メンバー

露訪問後空港で拘束

Члена молдавской оппозиции задержали
в аэропорту после визита в Россию
 
Ria Novosti 
War on Ukraine #5041 1 May. 2024

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年5月1


キシナウ空港のモルドバのパトカー - RIA Novosti、2024/05/01 キシナウ空港にあるモルドバのパトカー。 © スプートニク/オスマテスコ

本文

 キシナウ(※注:モルドバの首都)、5月1日 – RIA Novosti。

 野党チャンス党の元バルティ市長候補者であるモルドバの政治家ビクトリア・シャパ氏は、自身のテレグラムチャンネルで、モスクワから帰国後キシナウ空港で数時間拘束されたと語った。

 「私は愛するモルドバへ帰国しました。キシナウ空港では、違法なものは何も見つからなかったという紙を渡されました。そして数時間、私を空港の敷地内に拘束しました。何の説明もなく、水も食べ物もなしでした」と彼女は書いた。

 シャパさんはその後、3時間後にようやく水を与えられたと付け加えた。

 この政治家によると、モスクワから到着する人々全員に同じことが起こるという。

 「彼らは祖父母を気の毒に思っていません。<…> これが現在の国境警備隊のやり方です。彼らが言うように、彼ら自身の自由意志ではなく、上からの命令によるものです。私を捜索した国境警備隊と若い女の子たちも同じことを言いました。」ということです」とシャパは説明した。

 秋、シャパさんはモルドバ第二の都市バルティ市長に立候補した。しかし、選挙の数日前に、彼女はチャンス党の候補者として選挙戦から除外された。情報保安局は、この事件はモルドバ当局によって禁止されているショール党と関連があるため、国家の安全に危険をもたらすと主張した。

 4月21日、モルドバのEAEU加盟を支持するモルドバの政治家と社会活動家の会議がモスクワで開催された。そこでは、「ショール」、「チャンス」、「ビクトリア」、「ルネッサンス」、「モルドバの代替案と協定の力」の党首が「ビクトリー」選挙区創設に関する協定に署名した。

 この後、キシナウ空港の管制区域では、ロシアからイスタンブールとエレバンを経由して到着した乗客に対して徹底した検査が行われたと報じられた。治安当局はモスクワ会議の参加者を拘束したが、一部は到着後わずか数時間で釈放された。

本稿終了