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クレムリン、カールソンがプーチンに インタビューしたことを認める ドミトリー・ペスコフ報道官が記者団に語ったところによると、映像は放送に向けて準備中だという。 Kremlin confirms Carlson has interviewed Putin The footage is being prepared for broadcast, spokesman Dmitry Peskov told journalists RT War on Ukraine #4553 6 Feb. 2024 英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所) E-wave Tokyo 2024年2月7日 |
<写真キャプション:クレムリン宮殿> FILE PHOTO. © Getty Images / Hans Neleman 本文 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は火曜日、米国人ジャーナリストのタッカー・カールソン氏と面会し、インタビューに応じたと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は水曜日、毎日行われる記者会見で語った。アメリカ人記者はその数時間前に、映像の公開が迫っていると発表していた。 ロシア政府高官は、国民がいつインタビューを見ることができるかについては明言を避け、その内容についてもコメントしなかった。同氏は、アメリカ人であるカールソン氏は、インタビューの焦点となるであろうウクライナ紛争に対する態度において、親ロシア派でも親ウクライナ派でもないと指摘した。 それにもかかわらず、ペスコフ報道官は、このインタビュアーの立場は西側メディアを支配する立場とは対照的であり、だからこそクレムリンは彼の要求を認めたのだと指摘した。しかし、クレムリンの報道官ペスコフは、西側の報道機関が、あえてロシア指導者のインタビューを求めないというカールソン氏の主張は間違っていると付け加えた。 西側の主要メディアは、ウクライナについて「公平であるかのように見せることさえできない」し、「すべて一方的な立場を持っている」とペスコフ報道官は説明した。モスクワは彼らとコミュニケーションする「願望はない」し、そこから何か良いことが生まれるかどうかも疑っている、と彼は言った。 これに先立ち、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙は、"この件に詳しい人物"の話として、カールソンが火曜日に自身の著作(記事)を発表する可能性が高いと報じた。 カールソン氏は、プーチン大統領との対談は自身のストリーミング・プラットフォームでノーカットで公開され、有料になることはないと誓った。彼は、アメリカ国民がロシア大統領の発言を聞くことは重要であると述べた。 彼は、他の西側メディアはモスクワの立場を国民に正しく伝えておらず、なぜアメリカとその同盟国がキエフ支援に税金を費やしているのかについて誤解を与えていると主張した。X(旧ツイッター)のオーナーであるイーロン・マスクは、このインタビューがプラットフォーム上で抑圧されることはないとカールソンに約束したと彼は付け加えた。 批評家たちは、カールソンはロシアの大義に同調していると主張している。親ウクライナ派のアダム・キンジンガー元米下院議員は、Xの投稿でカールソンに「裏切り者」の烙印を押し、このジャーナリストがプーチンに雇われているかどうかの模擬投票を開始した。 新保守主義者の作家ビル・クリストルは、カールソンの計画が確定する以前から、「我が国の代表=大統領が、何が起こっているのか把握できるまで」カールソンの帰国を阻止するよう当局に求めていた。 カールソンは、西側諸国政府は「自分たちがコントロールできない情報を恐れているため、私=カールソンの検閲に全力を投入するに違いない。」と予想していた。 |