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オーストリア:大多数

ロシア制裁はEU国民に

とり有害と考えている

Österreich: Mehrheit sieht Russland
-Sanktionen als schädlich für EU-Bürger

Sputnik SNA(ドイツ語圏)
War in Ukraine #4137 10 September 2023


フランス翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年9月13日
オーストリアの国旗 - SNA、1920 年、2023 年 9 月 9 日 CC0 / pepa74 / Pixabay /

本文

 オーストリア国民の絶対多数は、対ロシア制裁はEUにとってマイナスであると信じている。これはオーストリアの新聞「eXXpress」の委託を受けて世論調査機関「Insaオーストリア」が行った現在の調査の結果である。

 今年4月には調査対象者の41%がEUの対ロシア制裁解除に賛成していたが、現在では54%が制裁がEUにマイナスの影響を与えると考えている。

 西ヨーロッパにおけるロシア連邦に対する厳しい措置が前向きな結果をもたらすと信じているのはわずか12%だ。21% はプラスの影響もマイナスの影響も感じていない。

 事実は、明らかに過半数が現在、制裁を非常に批判的に見ているが、依然として極度のインフレ(オーストリアでは2023年8月に前年比7.5%上昇)と明らかに顕著な食料品の価格上昇を考慮するとそうではない。家賃とエネルギー供給に驚いた。

全締約国の大多数が西ヨーロッパにとってマイナスの結果になると見ている

 また、西ヨーロッパに対する対ロシア制裁の悪影響を考えているのはFPÖの有権者(75%)だけではないことも注目に値する。ÖVP支持者の50%も同様の意見であり、SPÖ支持者の45%も同様である。 NEOS 有権者の 39 パーセント。この評価は緑の党の中で最も低く、30%となっている。
 
 5党すべての支持者の中で、ロシア制裁の悪影響を認識するグループが最も多い。制裁が西ヨーロッパにプラスの影響をもたらすと考えているのはどこでも少数派のみで、最大の割合はSPÖで24%だった。

 調査は9月4日から9日にかけて1,000人を対象にオンラインでインタビューを行った。