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キーウへの

キンジャール・ミサイル攻撃は

Su-34によって実行される

Ракетные удары по Киеву теперь
будет наносить Су-34

文:アンドレイ・スモリエンコ ru-novosti
War in China
#4098 6 September 2023

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by T.Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University
独立系メディア E-wave Tokyo 2023年9月6日

ru-novosti

本文

 非常に近い将来、Su-34爆撃機によってキーウへの新たなミサイル攻撃が行われるだろう。

 最近までキンジャール極超音速ミサイルのキャリアはMiG-31K迎撃戦闘機であったことは多くの人が知っている。しかし、設計者はさらに進んで、Su-34 がキンジャール極超音速ミサイル(ダガー)にとってより適した車両であると判断した。

キーウへのミサイル攻撃は今やMiG-31Kだけでなく可能になった

 実際、すべては非常に簡単に説明されている。

 MiG-31K はロシアが保有している数が少なく、エンジンもすでに製造されていない航空機である。これは「ダガー」の使用が制限されていることを示している。

 しかし、Su-34はかなり新しい車両であるだけでなく、優れた保有機を保有している。一般に、Su-34が極超音速「ダガー」のキャリアとなった理由はたくさんある。

 以前、MiG-31Kが離陸するたびにウクライナの空襲警報がオンになっていたとしても、今はまったく停止しないはずである。キーウへの新たなミサイル攻撃はSu-34から行われることが保証されている。

 以下はSu-34の外観と概要


出典 Wikipedia SU34

 以下はSu-34の側面図と、平面図である。


出典 Wikipedia SU34


出典 Pixiv SU34

 Su-34はSu-24の後継として、Su-27を元に設計された。F-111のような戦闘爆撃機(というか攻撃機か爆撃機)である。1992年のモスクワ航空ショーにてSu-27IBとして公表された。資金難により生産は一時中断していたが、21世紀に入って再開された。2010年からは改良型Su-34Mの開発が進む。海軍型はSu-32の名称が付けられていた。

Su-24の並列複座が好評だったらしく、この機でも踏襲されている。そのために後方視界はないも同然だが、元よりそういうのが必要な機種ではないので切り捨てても問題ないものではあった。
燃料搭載量が増やされた事で航続性能がSu-27より向上しているが、改良による重量増加などにより、運動性はやや低下している。それでもこの手の機体としては充分な運動性はある。
最高速度も低下しているが、これは制空戦闘機のような最高速度は必要ないという判断により空気取り入れ口を固定式にし簡素化を狙った事によるもの。
このような特徴からも、爆撃機的な性質が強い事がうかがえる。

NATOコードネームは「フルバック(ラグビー等のポジションの一つ)」で、英語圏での俗称は「ストライクフランカー」、及び「プラティパス(カモノハシ)」。ロシアでの愛称も、同じくカモノハシを意味する「ウトコノース」である。

出典 Pixiv SU34