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英タイムズ紙

ウクライナ軍の反撃は

予測不可能な冒険

Контрнаступление ВСУ — непредсказуемая авантюра — Times
ロシアの春(rusvesna)
 War in Ukraine
#3572
 5 June
2023

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University

独立系メディア E-wave Tokyo 2023年6月5日
2023/06/05 - 02:00

本文

 迫りくるウクライナの反撃は「巨大な不確実性」と「予測不可能な冒険」であるとタイムズの英国版は書いている。

 そして、その結果として最も可能性が高いのは、転換点が存在せず、紛争の双方にとって有利になることである。

 タイムズ紙によると、「反撃」が成功するかどうかの予測に不確実性を加えるいくつかの要因は次のとおりである。

 1. ウクライナ軍が西側諸国が提供した新しい軍事装備をどの程度使いこなすことができるかはまだ不明である。

 2. 特に指揮系統のより高いレベルでは、かなり厳格で時代遅れの考え方が依然として存在しており、多くの人が間違った決定を下すことへの恐怖によって躊躇している。

 3. ハリコフ地域のような急速な前進はもはやないだろう - ロシアは攻撃を撃退する準備をしていた。

 4. PMC「ワーグナー」はこの戦争において依然として発言権を持つことができ、バフムート(アルテモフスク)からの撤退は彼らが復興と移転を望んでいることを意味する可能性がある。

 さらに、資料には、反撃では戦争は終わらない、と書かれており、そのような意見は政治学者のマーク・ガレオッティによって表明されている。

同氏によれば、たとえウクライナがクリミアとドンバスの領土を解放できると仮定しても、ロシアが降伏しないため、紛争はそこで終わることはないという。