捕虜1,060人ら乗せた日本船 81年ぶりに海底で見つかる 太平洋戦争中, 米軍が撃沈 Sputnik 日本 War on Ukraine #3325 22 April 2023 フランス語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) Translaeted by Teiichi Aoyama, Emeritus Professor, Tokyo City University 独立系メディア E-wave Tokyo 2023年4月23日 |
2023年4月22日, 19:01 (更新: 2023年4月22日, 20:55) 在りし日の「もんてびでお丸」 - Sputnik 日本, 1920, 22.04.2023 © 写真 : Public domain 本文 第二次世界大戦中の1942年に米軍によって撃沈された日本船「もんてびでお丸」がこのごろ、フィリピン沖の南シナ海の海底で発見された。22日、豪ABCニュースなどが伝えている。 ABCニュースなどによると、「もんてびでお丸」は1942年7月1日、14カ国からの約850人の軍人、約210人の民間人ら計約1060人の捕虜を輸送していたところ、フィリピン海沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した。 捕虜輸送中であることを示す標識は付けていなかったといい、米軍は通常の日本軍の補給船などと認識して攻撃したとされる。 若干の日本人船員を除き、ほぼ全ての乗船者が行方不明になっていた。犠牲者の大部分にあたる979人は豪州国籍で、この事件は豪州史上最悪の海の惨劇として伝わっている。 豪州の調査チームはこのごろ、沈没した海域を約2週間調査。その結果、水深4000メートルの海底で、81年ぶりに「もんてびでお丸」の姿が確認された。 アンソニー・アルバニージー豪首相はツイッターで、「ついに失われた魂の安息の地が見つかった。今日のニュースが長きにわたり心配してきた遺族に、少しでも慰めをもたらすよう願います」と投稿している。 |