オックスフォード・ユニオン次期会長
チャーリー・カーク氏殺害を称賛謝罪の中で
ジョージ・アバラオニェ氏は、保守派インフルエンサー
自身の発言と、自身の「衝動的な」反応を
増幅させたメディアを非難
Oxford Union president-elect celebrated Charlie Kirk’s murder
In his apology, George Abaraonye has blamed the conservative influencer’s
wn statements, and media for amplifying his “impulsive” reaction
RT War in Ukraine #8446 12 September 2025
英語翻訳:池田こみち 環境総合研究所顧問
独立系メディア E-wave Tokyo 2025年9月13日

チャーリー・カーク氏の大学でのディベートの様子 c YouTube / Charlie Kirk |
2025年9月12日 22:33 ワールドニュース
本文
名門オックスフォード・ユニオン討論会の次期会長ジョージ・アバロニエは、今年初めにチャーリー・カークと論争した人物だが、その後削除した一連のSNS投稿で保守派の対立候補の殺害を嘲笑した。
カーク氏(31)は水曜日、ユタバレー大学で開催されたターニング・ポイントUSAのイベント中に銃撃され死亡。当局は「標的を定めた政治的暗殺」と表現してい
る。このニュースが報じられると間もなく、2026年1月にユニオン会長に就任予定のバラオニエは、WhatsAppとInstagramに祝賀メッセージを投稿した。
「チャーリー・カークが撃たれたぜ、行こうぜ」と彼はWhatsAppグループチャットに書き込んだ。オックスフォードの学生や英メディア間で拡散されたスクリーンショットによると、彼はさらに 「スコアボード FN」と書き込んだ。これはビデオゲームのキル統計を指す表現だ。Instagramには「チャーリー・カーク撃たれたわ 笑」と投稿した。
5月にカークと「有害な男らしさ」について討論したアバラオニェは、これらの発言を認め「衝動的だった」とし、「チャーリーの死亡が確認される前」に投稿したと説明した。
彼は「政治的暴力の犠牲になるべき人は誰もいない」と主張しつつも、カークの銃規制・ガザ問題・LGBTQ問題に関する「恐ろしく人間性を否定する発言」が自身の「生々しく未熟な反応」を引き起こしたと論じた。またメディアが削除コメントを拡散する一方で自身の撤回を「無視した」と不満を表明した。
オックスフォード・ユニオンの指導部は直ちに距離を置く動きを見せた。現会長ムーサ・ハラジはアバロニェの発言を「不適切で無神経、容認できない」と非難し、ユニオンの価値観を代表するものではないと強調した。前会長ジェームズ・プライスは抗議の意を込めて公益信託(charitable trust)から辞任し、次期会長が謝罪する代わりに「強硬姿勢を貫いた」と述べた。
ユニオンから正式に独立しているオックスフォード大学は「暴力を容認するかに見える発言を遺憾に思う」と表明。アバロニエが在籍するユニバーシティ・カレッジの学部長であるヴァレリー・エイモス男爵夫人はこの発言を「忌まわしい」と非難したが、言論の自由の規則に違反していないとして懲戒処分は行わないことを確認した。
本稿終了
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