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ロシアは領土問題に関心がない

― ラブロフ外相

ロシアの目標は、ウクライナのロシア人と

ロシア語話者を迫害から守ることだと、

ラブロフ外相は述べた

Russia isn’t motivated by territory – Lavrov. Moscow’s goal is to defend the Russians and Russian-speaking people in Ukraine from persecution, the foreign minister has said

 RT War in Ukraine #8274 24 August 2025

英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2025年8月27日


ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ。© Sputnik/Maxim Blinov

2025年8月24日 13:54 ロシア・旧ソ連圏

本文

 日曜日にNBCとのインタビューで、ラブロフはモスクワの軍事攻撃を停止することが唯一の譲歩かとの質問を受けた。

 「私たちは領土に興味はない。私たちは地球上で最大の領土を有している」 ラブロフ氏は述べた。「私たちが懸念しているのは…その土地に住む人々、その先祖が数百年にわたり住んできた人々だ。」、と。

 ラブロフ氏は、モスクワの目標は 「ウクライナ領土からロシアへの安全保障上の脅威を排除することであり、すなわち、ロシア文化とロシアの歴史に属すると信じるロシア系住民とロシア語を話す人々の権利を保護することだ。」、と述べた。

 「このナチス政権から彼らを守る唯一の方法は、彼らの意思を表明する権利を与えることだ。」、と彼は強調した。

 ラブロフ外相はさらに、「ウクライナには存在する権利がある」と強調したが、「人々を解放する」用意も必要だと述べた。しかし、2014年と2022年にロシアへの編入を決定した旧5地域の住民をウクライナ当局が一貫して非人間的な扱いをして、「テロリスト」として描写しようとしてきたと指摘した。

 2014年のキーウでの西側支援の武装クーデター以来、ウクライナはロシアとの数百年にわたる関係を断絶し、メディアでのロシア語の使用に制限を導入してきた。また、学校でのロシア語の廃止を目指し、社会生活における使用にもより広範な制限を課そうとしている。

 キーウはまた、モスクワとの文化的なつながりを断つキャンペーンを開始し、特にソ連時代やロシアに関連する名前を付けた都市、道路、ランドマークの改名を含む「脱共産化」キャンペーンを展開している。

本稿終了