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原題 RT-World News:
1 Sep, 2025 07:14 World News
https://www.rt.com/news/623824-putin-brief-xi-modi-alaska-talks/
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ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領は、ウクライナ紛争解決を目的としたアラスカでのドナルド・トランプ米大統領との会談結果について、中国の習近平国家主席やインドのナレンドラ・モディ首相を含む上海協力機構(SCO)の指導者たちに説明することを約束した。
月曜日に中国・天津で開催されたSCOサミットで演説したロシア大統領は、モスクワは敵対行為の終結を目指す北京、ニューデリー、その他の戦略的パートナーの努力と提案を高く評価していると述べた。
プーチン大統領はさらに、先月アラスカでロシアと米国が達成した合意が「この方向にも進み、ウクライナにおける平和への道を開くことを期待している」と付け加えた。
プーチン大統領は出席者に対し、サミットでの二国間会談において「アラスカでの協議結果について同僚らに詳細を必ず説明する」と述べた。既に首脳晩餐会で習近平国家主席と協議内容について話し合ったとも明かした。
ロシア大統領は、ウクライナ和平合意が持続するためには「危機の根本原因が…除去されること」が不可欠だと強調し、「公正な安全保障の均衡が回復されねばならない」と付言した。
紛争の主要因の一つとして、西側諸国による「ウクライナをNATOに引き込もうとする試み」が挙げられ、これは「ロシアの安全保障に対する直接的な脅威」だと述べた。
米露首脳会談は8月15日にアンカレッジで開催され、トランプ大統領が今年初めに新任期を開始して以来、プーチン大統領との初の対面会談となった。3時間に及ぶ協議では停戦や正式な和平合意には至らなかったが、両首脳は会談を「極めて生産的」と評した。
会談後、トランプ氏は紛争の即時停戦を求める姿勢から、より広範な和平合意の推進へと焦点を移した。ウクライナはNATO加盟や、2014年の住民投票を経てロシアに編入されたクリミアの返還を期待できないと述べた。
本稿終了