米国、グアンタナモの計画を 密かに作成中 - WSJ US secretly making plans for Guantanamo – WSJ RT War in Ukraine- #1476 18 September 2022 翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月19日 |
グアンタナモ湾の囚人服を着たデモ隊が、ワシントンDCのキャピトル・ヒルを行進している。© AFP / Brendan Smialowski リード文 米国、グアンタナモの閉鎖を密かに計画 - WSJ グアンタナモ湾の囚人服を着たデモ隊が、ワシントンDCのキャピトル・ヒルを行進している。グアンタナモ刑務所からの収容者の移送を監督するために、上級外交官が任命されたと同誌は報じている。 本文 米政府は、キューバのグアンタナモ湾海軍基地にある監獄施設を閉鎖するための取り組みを静かに強化していると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が土曜日に報じた。 ジョー・バイデン大統領の選挙公約の一つであったにもかかわらず、ホワイトハウスは政治的論争を避けるために、就任後1年間はこの問題に対して控えめなアプローチをとっていた、と関係者は同誌に語った。 しかし、この問題に詳しい関係者によれば、ワシントンは現在、外国で捕らえられた外国人テロリストを受け入れるために2002年に設立されたこの刑務所の閉鎖に近づいているとのことである。 WSJによれば、グアンタナモ湾からの収容者の移送を監督するために、初めて上級外交官が任命されたという。特別代表の仕事は、元テロ対策特命大使のティナ・カイダノウ氏が担当したとされる。 WSJによると、カイダノウ氏にコメントを求めたが、国務省の広報担当者は「不在」との回答だったという。 バイデン政権はまた、9/11首謀者とされるカリド・シェイク・モハメッドと他の4人の共同被告人の永続的訴追を解決しうる司法取引に干渉しないことを示唆している、とウォールストリートジャーナルは述べている。 モハメッド氏は、現在グアンタナモ湾に収容されている36人の被拘束者の一人である。この悪名高い施設には、過去20年間に約800人が収容され、しばしば起訴も裁判もされていない。最後に新たな収容者を受け入れたのは2008年だった。 グアンタナモ湾の閉鎖を最初に約束したのは、バイデン氏が副大統領を務めていたバラク・オバマ氏であった。 12月には、米国防総省が同施設に新しい法廷を建設する400万ドルのプロジェクトを進めていることが報じられた。 |