ロシア連邦保安局、ドゥギナ殺害は ウクライナ人によるもの Russia blames Ukraine for deadly Moscow blast The murder of journalist Darya Dugina was committed by a Ukrainian national, the Federal Security Service claims RT War in Ukraine- #1336 21 August 2022 翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年8月22日 |
ロシアの政治哲学者でアナリストのアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘であるジャーナリストのダリア・ドゥーギン氏が死亡した爆発事故の現場で作業する捜査員たち(ロシア、モスクワ地域のオディンツォフスキー地区にて © ロシア調査委員会 / スプートニク 本文 土曜日の夜、モスクワ郊外で起きた自動車爆弾テロ事件は、ジャーナリストのダリヤ・ドゥギナさんの命を奪ったが、ウクライナのシークレットサービスによって画策され実行されたと、ロシア連邦保安局(FSB)は発表した。 ドゥギナは、モスクワ地方で開催された保守的な家族の祭典からの帰途に殺害された。彼女は反西欧の作家で政治評論家のアレクサンドル・ドゥーギンの娘だった。父親と同様、彼女はウクライナでのロシアの軍事作戦を声高に支持することで知られていた。 ロシア連邦保安局(FSB)は月曜日の声明で、1979年生まれのウクライナ人ナターリア・ヴォブク(Vovk)が爆破事件を実行したと発表した。 ロシア連邦保安局(FSB)によると、ヴォブク(Vovk)は7月23日に10代の娘とロシアに到着し、被害者も住んでいたモスクワの建物の中にアパートを借りたという。 ヴォブク(Vovk)と娘は土曜日に「伝統」フェスティバルに参加し、そこでドゥギンが講演を行い、彼の娘も参加していたとロシア連邦保安局(FSB)は述べている。 捜査当局は先に、ドゥギナがイベントを去る際に使用したトヨタのSUV「ランドクルーザープラド」の下に爆弾が仕掛けられたと述べている。ロシア連邦保安局(FSB)によると、Vovkは爆弾を遠隔操作で爆発させ、高速道路を運転していたドゥギナを殺害した。彼女はその後、日曜日に娘とエストニアに向けて出発した。 ロシア連邦保安局(FSB)は、ヴォブク(Vovk)がロシアに入国する際にはドネツク人民共和国のナンバープレートの車を使用し、モスクワを走行する際にはカザフスタンのナンバープレートに交換し、エストニアに渡る際にはウクライナのナンバープレートに交換していたと付け加えた。 |