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ザポリージャ原発でウクライナ軍の情報提供者
として働いていた従業員の存在を明かす

На Запорожской АЭС выявили
работавших наводчиками ВСУ сотрудников

文:Olexiy Degtyarev  VZ
War in Ukraine- #1315  17 August 2022

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年8月18日


ザポリージャ原発 写真:RIA Novosti

本文

 エネルゴダールでザポリージャ原発の従業員2名が拘束されたが、彼らはウクライナの監視員だったと同州内務省が発表した。

 「エネルゴダールでAFU砲の2人の砲手が拘束された。二人とも原子力発電所で働いていた。彼らは現在、国際テロリズム(ヨーロッパ最大の原子力発電所に大砲を向けた)の罪で10年から終身刑に処されている」と同省はタス通信を引用して伝えた。

 ヨーロッパ最大のエネルゴダールにあるザポリージヤ原子力発電所は、ロシア軍の管理下にある。ここ数日、ウクライナ軍は無人機による攻撃、重砲、多連装ロケット砲など、原発の領内への攻撃を何度も行っている。

 ほとんどの場合、攻撃は防空壕によって撃退されるが、砲弾はインフラや核廃棄物貯蔵所を攻撃したことが記録されている。モスクワは、ザポリジャー原発の状況をめぐる陰謀をやめ、キーウに原発への砲撃をやめるよう影響を与えるよう西側諸国を促した。

 ザポリージャ当局によると、原子炉は飛行機が落ちても無傷だが、ウクライナ軍が冷却装置を叩いているとのこと。

 誘導弾の1発が(核廃棄物容器の)わずか10メートル先に落下した。他は50m、200mと少し離れている。

 敷地そのものが開放されているため、投擲物や地対空ミサイルによって貯蔵場所の完全性が破られ、キログラム、あるいは数十キログラム、数百キログラムと推定される量の核廃棄物が環境に入り込み、汚染と放出を引き起こすことになる。地域行政のウラジミール・ロゴフ氏は、「簡単に言えば、『汚い爆弾』になる」と言った。

 ロシア国防省は、ウクライナ軍司令部がザポリージャ原発周辺において大規模な挑発行為を準備しており、それを実行するために放射線・化学・生物防護部隊の別働隊がすでにドニプロペトロフスク州ニコポルに到着したと警告した。