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ナレンドラ・モディ氏、
英国の遺産を捨ててインドの
教育を改革するよう促す

Indian PM criticizes British ‘servant class’ schooling
Narendra Modi urges ditching British legacy to reform Indian education

RT  War in Ukraine- #1132 July 2022


翻訳青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年7月10日


インド首相、英国の「使用人階級」の学校教育を批判
2022年1月2日、インドのミールートでディヤンチャンド・スポーツ大学の礎石を置き、話すインドのナレンドラ・モディ首相。© AP / Rajesh Kumar Singh)


本文

 インドのナレンドラ・モディ首相は、木曜日に開催された教育政策サミットで、英国の植民地主義から受け継いだ教育制度を非難し、国の前進に役立つ改革を促した。

 モディは、ウッタルプラデシュ州バラナシで開催された3日間の教育者サミットの冒頭で、「英国は、自分たちの必要性に応じて使用人階級を用意するために、この教育制度を提供した」と述べた。

 「独立後、いくつかの変化がありましたが、多くのことが残っています」と彼は付け加えた。その結果、インドは政府機関やサービス業のために訓練された学位保持者の世代で終わってしまったと。

 モディ氏は、サミットの期間中、「革新的な考えや新しいアイデア」を議論するよう参加者に促し、「学位を持つ若者を生み出すだけでなく、国を発展させるために必要な人材を生み出すような教育システムを作るべきだ」と述べた。

 モディの地元選挙区で開催される300人以上の教育関係者や政府関係者の会議は、2020年に採択された国家教育政策(NEP)の実施における経験や実践を共有することを目的としている。

 「課題や問題点を詳細に掘り下げ、解決策を見出さなければならない。NEPは、インドの言語による教育への扉を開くものです。私は、インドが世界の教育の場として出現する可能性があると確信している」と、2014年から首相を務めるモディ氏は述べた。

 英国は、東インド会社(1757-1858)を経て、1947年の分割・独立まで、約200年にわたり帝国王室による直接統治でインドを支配してきた。

 欧米諸国は最近、ウクライナ紛争をめぐり、ニューデリーに長年の軍事・経済パートナーであるモスクワと決別するよう圧力をかけようとしている。5月には、国連駐在インド大使がオランダ人の同僚に「ひいき目はやめろ」と言う事件が発生した。