エントランスへはここをクリック

モラヴィエツキ首相、
4000万人のポーランド人が
ロシアと戦う覚悟を語る

Моравецкий: 40 млн поляков готовы готовы
с оружием защищаться от России

Izvestia War
in Ukraine- #1005 June 14 2022

ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年6月14日


写真:Global Look Press/合同会社

本文

 ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相は、ロシアからの攻撃に対抗するため、同国の4千万人の国民が武器を準備していると発表した。

 これは6月13日にWprostから報告されたもの。

 「ロシアがポーランドを攻撃しようと考えるなら、4000万人のポーランド人が祖国を守るために武器を手に立ち上がる準備ができていることを、クレムリンは知るべきだ」と首相は述べた。

 モラヴィエツキは、"Shooting Range in Every Poviat" (district. - Ed.) プログラムに基づいてミシュクフ(Myszków)に開設された射撃場で、このような発言をした。

 「平和を願うが、平和を望むなら戦争に備えよ」というローマの諺は今も生きている。ミシュクフのような近代的な射撃場があるおかげで、より多くの人が銃器の使い方を学ぶことができます」と首相は付け加えました。

 ポーランド中央統計局によると、2021年末の同国の人口は38,080,411人で、そのうち約1,500万人が子供と年金受給者であった。

 5月13日、モラヴィエツキは「ロシア世界は怪物のようなイデオロギーで、完全に破壊されなければならないと言われている」と発言した。さらに、ポーランドの首相は、ロシアはウクライナでは止まらないので、ロシア世界を撲滅する任務をできるだけ早く遂行することの重要性について警告した。

 政治アナリストのアンドレイ・スズダルツェフ氏によると、ポーランドはすでにロシアとの戦争の可能性に備えているという。6月12日、専門家は、その軍隊はウクライナより小さいが、より戦闘力があり、意欲的であると指摘した。

 6月1日、セルゲイ・アンドレフ駐ポーランド・ロシア大使は、モスクワに攻撃する計画はない、と述べた。「ロシアはポーランドの安全保障を脅かす理由がない」と外交官は主張した。同時に、ロシアとポーランドの関係が今ほど低水準にあることはないと指摘した。