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米国の「致命的な支援」
(弾丸等武器)ウクライナに到着

American ‘lethal aid’ arrives in Ukraine
The delivery was described as a sign of
the Biden administration’s commitment
to assisting Ukraine in the face of
“growing Russian aggression”

RT 2022年1月22日

翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年1月24日
 

米国の「致命的な支援」(弾丸等武器)がウクライナに到着
US military aid being unloaded at a Kiev airport. © Twitter / U.S. Embassy Kyiv

本文

 ウクライナへの「ロシアの侵攻」が差し迫っているとされる西側の憶測の中で、ジョー・バイデン米大統領が約束した軍事援助の最初の出荷が、キエフに届けられた。

 金曜日遅く、ウクライナの首都にあるアメリカ大使館は、貨物飛行機から降ろされた大きな緑色の木箱の写真をツイッターに投稿した。

 この木箱には、「ウクライナの最前線を守る」ための弾薬を含む約100トンの「致命的支援」が入っているという。同大使館によると、この輸送は「ロシアの侵略が強まる中、ウクライナの防衛力強化を支援するというワシントンのコミットメント」をさらに証明するものだという。

 今週初め、米国はロシア製のMi-17輸送ヘリコプター5機のキエフへの輸送を促進することを発表した。モスクワから購入されたこのヘリコプターは、西側が支援するアフガニスタンの旧政府のためのものだったが、昨年8月以降のタリバンの支配により、カブールから転用された。

 英国は対戦車ミサイルも贈呈し、バルト三国の国防相は、キエフにスティンガー防空ミサイルとジャベリン対戦車ミサイルを供給することを米国から承認されたと発表した。

 しかし、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、火曜日、自国がキエフに殺傷力のある武器を輸出することはないと明言した。

 外国の兵器がウクライナに送られているのは、ワシントンがいつ起こるかわからないと主張しているロシアの「侵略」を阻止するためという口実がある。

 モスクワは数週間前から、隣国への攻撃を計画しているという西側の憶測を否定しており、この疑惑を「ヒステリー」を誘発する試みと表現し、「フェイクニュース」として退けている。

 ロシアによると、ウクライナのエスカレートは西側諸国の責任であり、その武器出荷とNATOの東方拡大継続は、キエフがドネツクとルガンスクの分離主義共和国との「凍結」紛争に軍事解決を求めるよう促すだけだからである。