エントランスへはここをクリック   

北朝鮮が米国に重大な警告を発した
北朝鮮は米国への「服従」と「従順」で
「時間を浪費」しないと発言
North Korea issues dire warning to US
The Foreign Ministry said Pyongyang would not
“waste time” with “submission” and “obedience” to Washington

RT  2022年2月9日

翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年2月9日
 

© Getty Images / narvikk

本文

 北朝鮮は、米国に向けてミサイルを発射すれば「世界を震撼させる」ことができると主張し、水爆、大陸間弾道ミサイル、極超音速ミサイルを自由に使えると示唆した。

 「多くの国が米国に対して服従と盲従で時間を浪費している今日の世界において、米国本土を射程に入れたミサイルを発射して世界を震撼させることができるのは、この地球上で我が国だけだ」と、北朝鮮の外務省は火曜日に述べている。

 「世界には200以上の国があるが、水爆、大陸間弾道ミサイル、極超音速ミサイルを持つ国はわずかである。」

 外務省はまた、最近の一連のミサイル実験を「目覚ましい成果」としながらも、最終的な関心は 「戦争抑止力」であると強調した。

 この声明に対し、米国務省の報道官はThe Hill紙に、米国は平壌を「国際平和と安全、そして世界の核不拡散体制に対する脅威」と見ているが、この孤立した国に対して「敵意を抱いていない」と主張している。

 また、米国は北朝鮮の「最も危険な兵器プログラム」の「到達範囲を制限」し、米軍関係者とその同盟国の安全を確保することに尽力していると述べた。

 北朝鮮は今年だけですでに7回のミサイル実験を行い、その多くが日本海に向けて発射された。同国は先週、2017年以来初めて中距離弾道ミサイル「華城12号」を試射したことを確認した。このミサイルは、米国領グアムを攻撃することができるとみられている。