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日本と中国の歴史をひも解くシリーズ

「南京大虐殺」の削除は国際的な反響を呼ぶ:
2ヶ月後には方針転換

删除“南京大屠杀”内容,引国际愤怒:2个月后,它改口了
出典:青海広播電視局 江平江 2021年10月22日

中国語翻訳:青山貞一
独立系メディア E-wave Tokyo 2021年10月23日

 

菅首相(前首相)スクリーンショット

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本文

 日本の教育機関では、教育に使用する歴史書の内容を変更し、南京大虐殺に関する記述をすべて削除した。 これは日本国民の不満を引き起こし、日本の侵略を受けた国々もこの行動に強く反対している。

 世論の圧力を受けて、教育機関は最終的に当初の変更の決定を撤回することを発表した。 しかし、侵略の歴史を軽視する日本の公式態度が日本社会に影響を与え始めていることは、この事件からも明らかである。 結局、日本政府は歴史教科書の改ざんをやめず、自分たちの悪行を深く反省していない。

日本の教育機関が教科書を改ざん

 10月14日付の朝日新聞によると、日本の教育機関である「駿河予備校」は、当初計画していた歴史教科書の改訂を撤回し、今後は職員の同意なしには行わないと正式に発表した。 この事件は、教育機関で使用されている歴史教科書の内容が変更されたことが原因だと理解されている。

 教科書から「南京大虐殺」の記述がすべて削除された。 そのため、歴史の先生をはじめとする学校のスタッフには不満があった。 この情報は、ソーシャルメディア上で話題になった。 多くの人々が、この機関の行動に異議を唱えた。

 結局、外部からの強い圧力により、当初の決定の撤回を発表せざるを得なくなった。 実は家庭教師というのは、日本では一定の人気と社会的影響力を持つ教育機関のチェーンである。 そして、この機関の行動は、日本政府が侵略の歴史を薄めて削除したことで、社会機関の歴史に対する態度に影響を与えた副作用である。

日本政府は自分の罪を反省していない

 日本政府は歴史を改ざんしてきた歴史があり、2021年9月8日、日本の出版社5社による歴史教科書の改訂要求を再び承認した。 これらの出版社は、より微妙な方法で歴史書を改訂した。 言葉の一部を変えることで、日本の戦争犯罪の重大性を軽視したのだ。

 共同通信によると、例えば、日本のオリジナルの教科書では「日本軍による慰安婦の強制徴用」と記述されていたが、「強制徴用」という言葉が削除され、慰安婦問題が曖昧なまま、日本政府や右翼に詭弁や白紙化の余地を与えているという。

 同じ問題は、強制労働の記述にも生じる。 日本政府は、日本の戦争犯罪を軽減・回避するために、出版社がこのような方法で歴史を変えることを許しており、その責任を取ろうとしない。 日本政府は、敗戦後、他国の人々に与えた被害を深く反省することはなかった。

 日本の公式見解と多くの日本人の考えには、ある種の不一致がある。 そのため、日本のネットユーザーの中には、学生に正しい歴史を教えるべきだとSNSで発言する人もいた。 これに加えて、被害者である韓国も、日本の行動に不満と失望を表明している。

 歴史は現実であり、隠蔽工作は加害者の弱点を露呈するだけである。 日本政府は過去を直視し、問題をあらゆる方法で隠蔽しようとするのではなく、問題解決のために積極的なアプローチをとるべきだ。


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