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ドイツのFDPと緑の党、
社会民主党(SPD)との連立交渉開始へ

新華社 8 October 2021
Germany's FDP, Green party to start
coalition talks with SPD

Xinhua 8 October 2021

池田こみち (環境総合研究所顧問)
 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年10月9日
 

2021年10月7日、ドイツの緑の党共同代表のアナレーナ・バーボック(C)が、ドイツの首都ベルリンでの交渉に到着した。連邦選挙から1週間半が経過し、自由民主党(FDP)と緑の党は7日、社会民主党(SPD)との間で、いわゆるトラフィックライト連立政権の構築に向けた交渉を開始した。Photo:Xinhua


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 ドイツ連邦議会議員選挙から1週間半が経過し、自由民主党(FDP)と緑の党は、社会民主党(SPD)との間で、いわゆる信号機連合を構築するための交渉を開始したいと、水曜日に発表した。

 FDPのクリスチャン・リンドナー党首は、ベルリンでの記者会見で、「我々は、国を前進させる共通の基盤を検討するために、SPDとの話し合いの提案を受け入れた」と述べた。協議は翌日から開始される予定である。

 また、緑の党からも同様の提案があった。「緑の党の共同党首であるAnnalena Baerbock氏は、ベルリンで次のように述べている。「わが国は大きな挑戦と再生に直面しており、責任を持って取り組みたいし、また取り組まなければならない。

 バーボック氏は、「特に近年の経験からすると、ドイツには交渉に時間をかける余裕はない」と述べた。2017年の前回の連邦選挙では、交渉が何ヶ月も長引いていた。

 選挙で25.7%の得票率でドイツ最強の政党となったSPDのオラフ・ショルツ氏は、FDPと緑の党の発表を受けて「今は私たち次第だ」と述べた。

 「緑の党とFDPは、多くのことを非常に異なって見ている」とリンドナーは述べた。「緑の党とFDPは、多くのことを非常に異なって考えている。しかし、私たちが理解しようと努力すれば、ある種の進歩的なセンターを形成することができるということを私たちは学びました」。

 両党は、保守派のCDU/CSUとの交渉を並行して行うべきではないと強調した。しかし、今回の選挙でSPDの後塵を拝したCDU/CSUとの連立を明確に否定することはない。


2021年10月7日、ドイツの首都ベルリンで交渉に到着したドイツの緑の党の共同リーダー、ロバート・ハーベック(C)。連邦選挙から1週間半後の木曜日、自由民主党(FDP)と緑の党は、社会民主党(SPD)との間で、いわゆるトラフィックライト連合の構築に向けた交渉を開始した。Photo:Xinhua