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ロシア・ウクライナ戦争 4つの結末!

ウクライナ妥協、米欧が「亡命政府」の準備開始


俄乌战争4种结局!乌克兰妥协,
美欧开始为乌“流亡政府”做准备

郑津视界 China#790 Mar 11, 2022

    翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
      独立系メディア E-wave Tokyo 2022年3月12日




本文

 10日以上続いているロシアとウクライナの戦争勃発以来、和平交渉の明らかな兆しはなく、これまで3回の交渉もあまり進展がない。

 そして、最初の2回の交渉の後、ゼレンスキーは早くNATOに加盟したいと言ったが、NATOからは停戦してからでないと話ができない、5年、10年は望めない、と断られた。

 ゼレンスキーは諦めず、再びEU加盟に転じたが、ロシアとウクライナの紛争はEUに激震を与え、EU加盟国のほとんどがウクライナの加盟に同意せず、ウクライナは再び非情に拒絶されることになった。

プーチンからの警告

 観察者によれば、ロシアとウクライナの軍事衝突で砲撃が交わされて以来、ゼレンスキーは、ロシアへの制裁を十分に行わないアメリカや欧米を非難して、助けを求めて動くか、呼びかけるかのどちらかにほとんどなっているという。 ゼレンスキーは、国内の空港がいくつも壊されるのを目の当たりにし、次々と救いの手を差し伸べてきたが、断られた。

 ゼレンスキーは、今は「非NATOモデル」という新しいモデルを議論し、ロシアとウクライナの二国間交渉だけでなく、複数の国との交渉を開始することしか考えられないと述べた。 この時点で、国際社会の多くの国々は、今回の件でウクライナが米国に翻弄され、厄介な立場にあることをはっきりと認識できる。 米国を含む制裁は象徴的なものであった。 武器援助? 軍隊の支援? 考えないでと。

 さらにプーチンは、すべてのNATO加盟国と、ウクライナを直接または間接的に支援しようとする国に対し、いかなる名目であれ、ウクライナへの支援は「戦争への参加」とみなされると警告している。 また、プーチンはウクライナに対し、すべての抵抗は無駄であり、非武装化し、ロシアのすべての条件に同意することが最良の結果であると警告した。

ロシア・ウクライナ戦争の4つの結末

 ロシアの目標は常に明確で、ウクライナの非軍事化、非ナチス化である。

 そしてそれは非常に強固であり、さらにこの戦争におけるロシアの攻勢はウクライナと西側を驚かせた。そのため、アメリカとヨーロッパは、ロシアが勝った場合ゼレンスキーはどこに行くべきか、ゼレンスキーが殺された場合ウクライナの新政府をどう設立するかについて、計画を立て直す必要に迫られているところである。

 そのため、状況が混迷し、予測がつかない中で、多くの政治家がさまざまな可能性を推測し始めている。

  米国のシンクタンクが最近、ロシア・ウクライナ戦争の終結について、4つの可能性を外挿した報告書を作成した。 第一に、ロシアがウクライナ政府に勝利し、ウクライナ国民がロシアの新体制を受け入れる、第二に、ロシアがウクライナ政府に勝利し、ウクライナ国民がロシアの新体制に反対する場合、第三に、ゼレンスキーが死ぬまで抵抗してロシアに勝つ場合、これは今のところほとんどありえない、第四に、ロシアとNATOが全面戦争になる場合、である。

 今、いろいろな憶測や予想が飛び交っているが、結局のところ、本当の最終的な勝者はない。 ロシアとウクライナの紛争は、最終的に一種の結末を迎えることになるが、あらゆる可能性に加えて、あらゆる不可能性もあるため、今後もロシア・ウクライナ情勢の進展に注目したい。

出典:一部 Defence Times