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ロシア
BRICSサミットで多極世界を提唱
Rusia aboga por mundo multipolar en cumbre del grupo Brics
teleSUR  BRI and BRICS #036 June 23 2022

翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メディア E-wave Tokyo 2022年6月24日
 

写真:Brics

本文

 BRICSの5か国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の総人口は、世界の人口の41%を占め、 それらは世界のGDPの24%と世界の貿易の18%に貢献している。

 ロシアのプーチン、インドのナレンドラ・モディ、 中国の習近平、南アフリカのシリル・ラマポーザ、ブラジルの指導者、ジャイール・ボルソナロも参加した。

 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、木曜、ロシアに加えてブラジル、インド、中国、南アフリカで構成されるBRICSグループの第14回サミットでオンラインで講演、このBRICSは世界の多極化を推進すると述べた。

 ロシア大統領は、「世界の舞台でのBRICSの権威と影響力は、経済的、政治的、人間的な可能性に関連しているため、絶えず成長しており、世界および地域の問題の全範囲にわたって相互作用を深めている」と述べた。

 同様に、プーチン大統領は、国際法の世界的に認められた規範と国連憲章の主要原則に基づいて独立した政策を追求しようと努力している多くのアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の支援を推進すると述べた。

 ロシア大統領によると、西側諸国は、金融メカニズムをもとに、マクロ経済における彼ら自身の過ちを世界に広め、現在の世界経済危機を引き起こした。

 プーチンは、ロシアがBRICSグループのすべてのパートナーとの緊密かつ多面的な協力を発展させ、国際問題、特にアルゼンチンなどの新しい新興国を含むいわゆる「BRICSプラス」の役割の強化に貢献する準備ができていると述べた。

 BRICS5か国の総人口は、世界の人口の41パーセントに相当し、それらは世界のGDPの24%と世界の貿易の18%に貢献している。

 BRICS諸国は、ロシア・ウクライナ紛争を平和的手段で解決し、国連憲章の精神と国連の権威を守るという、ほぼ同じ立場であり、今回の会議開催は、その意味でロシアの孤立主義政策を批評するものである。