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中国国民を飢餓から救った
袁隆平氏の存在を知る

青山貞一・池田こみち
 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年5月27日 推敲中 

 

袁隆平。イラスト。劉瑞/GT


みなさま

青山貞一・池田こみちです。

 明日の独立系メディア E-wave Tokyoのトップは以下の「20年前、現代中国を飢から救った袁隆平氏のハイブリッド米です。

 14億人の人口を持つ中国が、今から20年前、食糧難から近い将来飢餓の恐れが予測されたとき、袁隆平氏が「ハイブリッド米」を研究開発し、それにより同一耕地面積で2倍以上の米、穀物を生育させることが可能となり、それにより巨大人口を飢えから救ったのです。

 つい最近、新華社、中央電視台、人民日報人民中国、グローバルタイムズ(GT)、チャイナデイリー(CD)、Search China(SC)、china.org.cn、CGTN、中国新聞網、日中通信、中国通信、中国国際、中国青年など10を超す中国メディアに、一斉に中国語はもちろん、英語、日本語でも突如、袁隆平氏が91歳で亡くなれた訃報記事が、いずれもトップに大々的に掲載されました。

 写真を見ると、高校生の女性らが行列をなして、袁隆平死を痛み花束を持参し次々に弔問に訪れているところをみると、中国では小中学校の生徒にも袁隆平氏が現代中国を食糧難から解放した立派な研究者であり、農民であることが知れ渡っていたのです。

 大学卒業後、アジア経済研究所、「成長の限界」報告で世界的に有名なローマクラブ日本委員会事務局(社団法人 技術経済学会)にあわせて15年弱在籍した青山貞一としては大変恥ずかしい限りですが、上記の事実を全く知りませんでした。

 青山、池田は30年以上前、以下の記事に出てくるワシントンのマサチューセッツ通りにあるレスターブラウン氏が創設したワールドウィッチ研究所を訪問し議論してきましたが、当時語られた緑の革命を遥かに超える穀物の研究開発が、その後、袁隆平氏によりなされていたのです。、