環境総合研究所の技術を使うとこんな画期的なことが実現します

焼却炉排ガス 3次元大気拡散
リアルタイムシミュレーション・システム

3 Dimensional Air Pollution
Real Time Simulation System
for Incenerators


株式会社 環境総合研究所(東京都品川区)
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キーワード:排ガス中ダイオキシン、3次元大気拡散シミュレーション、工場事業所排ガス、
大気環境解析、ダイオキシンモニタリング、大気汚染モニタリング、PRTR

3次元大気拡散リアルタイム・シミュレーション・システムによるウインドウズ画面表示(例)

焼却炉排ガスの移流・拡散のリアルタイム・シミュレーションの表示(例)
  焼却炉周辺の風のながれ(風向、風速)のリアルタイム・シミュレーションの表示(例)

3次元リアルタイム・シミュレーション・システムとは
 3次元大気拡散リアルタイム・シミュレーション・システムは、環境総合研究所が開発した3次元流体シミュレーションの技術をベースに、焼却炉や工場事業所などから排出されるダイオキシン類などの有害化学物質、窒素酸化物などの大気汚染物質の周辺地域への移流、拡散状況を毎時間に表示する画期的な環境情報システムです。リアルタイム・シミュレーション及び表示に要する時間は数分です。3次元流体モデルは風洞実験設備で精度の検証を行なってあります。

 本システムでは、焼却施設や工場事業所の稼働時に得られる排ガス速度、温度、汚染濃度、排ガス量などのデータ及び別途リアルタイムで計測する風向、風速データをもとに、焼却炉や工場事業所の周辺数kmの地形、構造物、建築物を考慮した大気シミュレーションをわずか数分の間に実施します。シミュレーション結果を、パソコンのウインドウズ画面にフルカラーで表示し、各種解析、評価を行なうことができます。

システムの設置による効果
 3次元大気拡散リアルタイム・シミュレーション・システムは、焼却炉や工場事業所から排出される各種有害化学物質、大気汚染物質が周辺地域にどう移流、拡散しているかにつき、その濃度分布を目に見える形で表示します。しかも、周辺地域の地形、構造物、建築物などを考慮した濃度分布を超高速で表示します。これにより、高濃度地点、地域や高濃度時間の情報を事業者は、リアルタイムで入手することが可能となります。さらに環境基準や指針がある有害化学物質や大気汚染については、稼働中の焼却炉排ガスが短期、長期の各種基準、指針に適合するか否かを即座に評価、判断することが可能となります。

 このように、本システムは、地域大気環境管理や大気汚染削減対策に考慮した工場事業所の操業にとり重要な情報を提供するだけでなく、地域社会、地域住民への社会的責任、説明責任、リスクコミュニケーション上の責任を果たす上での重要な情報を得ることが可能となります。事業者にとって必須の大気環境管理のための環境情報システムです。

システムの基本仕様
@対象物質 ダイオキシン類、二酸化窒素、いおう酸化物、塩化水素、ばいじん等
Aシミュレーション時間 10分、1時間、1週間(平均値)、1ヶ月(平均値)、季節平均値、年平均値等
Bシミュレーションモデル 3次元流体モデル(有限差分モデルによる数値計算モデル、定常、非正規モデル)、風洞実験により検証ずみ。
C入力データ 気象(初期条件:風向、風速)、発生源(燃焼温度、排ガス量、排ガス濃度、流速等)
D出力内容 大気汚染濃度分布図(平面図、側面図、立体図)、流況図(平面図、側面図、立体図)、鳥瞰、俯瞰、部分ズームアップ自由自在
E出力媒体 パソコン及びLAN化されたパソコンCRT画面、カラープリンタ、ホームページ出力等
F評価指針 環境基準、環境保全目標などとの比較、評価が可能。
G発生源数 点煙源数、1〜数100
Hリアルタイムデータ 風向、風速、排ガス量、排ガス濃度、排ガス温度等
I対応パソコン 1Ghzクロック以上の倍精度実数演算能力をもったパソコン
J対応メモリー 500MBのメインメモリー、100GBのHDD
K対応OS Windows2000、WindowsXP、WindowsNT

リアルタイム・シミュレーション・システム構成例


3次元大気拡散リアルタイム・シミュレーション・システムのウインドウズ表示イメージ
リアルタイムシミュレーション例
リアルタイムシミュレーション例
風のながれを同時に表示したリアルタイムシミュレーション例
 過去のリアルタイムデータから長期平均濃度分布をシミュレーションした例
鉛直方向の濃度分布のリアルタイム表示例

システム構築及び運用関連の費用目安について
費用項目 必須程度 費用の範囲(単位:万円)
@初期打ち合わせ、予備調査、現地調査 30〜50
A3次元地形・構造物、建築物モデル作成 150〜200
B境界条件設定、予備シミュレーション、テストラン 100〜150
C焼却施設とのリアルタイムデータリンク 整備状況により異なる
20〜50
D全体システム構築(ハードウェア:超高速パソコン等) 1Ghz超クロックCPU
40〜60
E風向風速計及び通信システム(ハードウェア) 風速風向計測システム
60
F全体システム構築(ソフトウェア:システム本体) 3次元流体システム本体
230
Gホームページとのリンク 整備状況で異なる
20〜30
費用見積合計例 670〜850


■お問い合わせ先■
株式会社 環境総合研究所
〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401
TEL 03-6421-4610, FAX 03-6421-4611

連絡先メールアドレス:
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