2003年度
全国松葉ダイオキシン監視調査報告会速報
全国松葉ダイオキシン監視調査活動実行事務局
Copyright 全国実行事務局、環境総合研究所
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2004年1月29日、福岡県博多で開催された2003年度松葉調査報告会
報告者は池田こみち(松葉ダイオキシン調査実行事務局長、環境総合研究所副所長) |
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環境生協
グリーンコープ(九州・中国地域)管内
松葉中ダイオキシン濃度分析結果の速報!
転載厳禁! |
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岡山から鹿児島までを活動範囲とするグリーンコープ生協の組合員活動としてすっかり定着している「松葉ダイオキシン調査」はすでに5年を経過し、大きな成果をあげています。今年も1月29日木曜日、博多の本部において、各単協の委員20名ほどが集まり、2003年度調査の報告会が開催されました。今後5月から6月にかけて各地での報告会が予定されています。
昨年は、14年規制の効果が十分現れておらず、横ばいの状況でしたが、規制施行後8〜9ヶ月を経た時点での調査となった5年目2003年度の調査結果をみると、全体として20%ほど濃度が改善されていることが分かりました。
図1 GCエリア松葉ダイオキシン濃度経年変化
図2 濃度域の経年変化
注)凡例の単位:pg-TEQ/g
図2に99年度から03年度までの5年間の濃度域の変化を示しました。それによると、2000年度までは、1pg-TEQ/gを超える地域が50〜40%を占めていましたが、2001年度以降は、0.5pg-TEQ/g以下の地域が次第に増加し、2003年度は99年度と逆転し40%を上回っています。
図3 県・市及び政令指定都市別濃度経年変化(全データ)
多くの地域で地域平均としての松葉中のダイオキシン濃度は順次改善されてきていますが、広島市、諫早市等長崎県南西部などでは悪化の傾向を示しました。
図4 2003年度調査についての地域別比較
広島市が高濃度となったため、広島県の平均値が高くなっています。
九州では福岡・熊本県境や福岡・佐賀県境といったエリアが依然として高めの傾向を示しています。 |
以下は、松葉ダイオキシンメーリングリスト等に掲載した内容です。 |
各位
青山貞一です。
1999年に開始した全国松葉ダイオキシン監視調査活動はすでに5年
目を迎えております。
2003年度の全国松葉ダイオキシン監視調査のうち、グリーンコープ
管内(九州、中国地方)の速報報告会が2004年1月29日に博多で開
催されました。
グリーンコープ(九州、中国地方でがんばる環境生協)は1999年か
ら2003年まで、5年間調査を継続してきました。
その結果、まさに「継続は力」のモニタリング成果を得ています。
以下にその概要を速報します。
http://eritokyo.jp/independent/dioxin/pine/pine-gc040130.htm
今後、全国、各地数10カ所で報告会を行います。
今年も実行事務局の池田こみちさん(環境総合研究所副所長)が報告に
伺います。今年から環境総合研究所に新たに研究員として参加された斉藤
真実(まみ)さんも報告会に見習いで参加することがあります。よろしく
ご指導下さい。
全国各地の皆様、よろしくお願い致します。
※ 市民と専門家によるこの継続的な全国調査は、国際ダイオキシン会議
において世界各国の研究者から高い評価をいただいております!
全国松葉ダイオキシン調査総合サイト
http://eritokyo.jp/independent/dioxin/pine/menu.html
調査プロジェクト概要
http://eritokyo.jp/independent/dioxin/pine/municipal-pinef.html
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