2002年度松葉ダイオキシン自主測定活動
報告書概要 
生活協同組合エルコープ(京都)
 本研究報告の著作権は、エルコープ(京都)と松葉調査実行委員会にあります。無断で複製、転載することを禁じます

 以下は、2002年度の活動報告書の一部です。詳細については、エルコープ(京都)までお問い合わせ下さい。

               問い合わせ先

                    〒601-8176
                    京都市南区上鳥羽山ノ本町28
                    生活協同組合 エルコープ
                    松葉調査担当 黒岩卓美
                    電話  075-671-1190
                    FAX  075-671-1199
           

京都市及びその周辺地域の松葉中ダイオキシン濃度の地域別ランキング

 生協エルコープは2001年度に京都市全域から松葉を採取し、京都市の平均濃度を把握しました。その結果は1.31pg-TEQ/gと首都圏や大阪都市圏に比べて低い値でした。その結果を受け、2002年度には、一気に京都市内11行政区とその周辺6自治体を含め17地域について詳細な調査を行いマップを完成させました。

17地域の平均値は1.33pg-TEQ/gと昨年度の広域平均とほぼ同じ値となりましたが、地域によって3.3pg-TEQ/g〜0.7pg-TEQ/gまで、大きな違いがあることもわかりました。京都市及びその周辺の大気中ダイオキシン濃度は「南高・北低」であることがわかりました。

詳細はエルコープにお問い合わせの上、報告書を入手して下さい。2002年9月7日に京都市内の会場で、報告会を開催しました。今回分析できなかった地域や周辺地域の調査へとつながっていくことが期待されています。

@採取年月:2002年5月
A採取地域:久御山町、城陽市、宇治市、長岡京市、向日市、大山崎町、
         京都市内(伏見区、北区、山科区、上京区、南区、中京区、西京区、東山区、
                左京区、右京区、下京区)
B測定物質:ダイオキシン類のうち、PCDD(ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシン)と
         PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)

京都市及びその周辺の
濃度マップ
首都圏と同じ評価の分級値
をつかった場合の濃度マップ

本研究報告の著作権は、エルコープ(京都)と松葉調査実行委員会にあります。無断で複製、転載することを禁じます