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   池田こみち
   松葉ダイオキシン調査実行委員会事務局長




      
定価 1260円(税込)
     112頁カラー汚染マップ付き

     出版社 合同出版

第1章 調べよう松葉のダイオキシン
●なぜ、松葉を調べるのか
●なぜ、クロマツがよいのか
●国がダイオキシンを測定しているが
●ダイオキシン測定6つの疑問点

第2章 松葉でわかる大気のダイオキシン
●国も「松葉調査」を行っていた
●諸外国でも測定されている針葉のダイオキシン
●松葉と大気中のダイオキシン濃度の関係は
●松葉中の濃度と大気の濃度は、10対1

第3章 松葉の集め方
●クロマツの見分け方
●クロマツの「2年葉」を採取する
●最低10ヵ所、1ヵ所60本の松葉を採取
●地域全体の平均値を調べたい場合
●焼却炉の影響を調べたい場合

第4章 松葉のダイオキシン分析法
●採取された松葉の調整
●ダイオキシン分析の手順
●分析・解析・評価の費用

第5章 松葉調査の参加者は6万人
●「なくせ!ダイオキシン汚染監視運動」
●これまで参加した生協
●自治会が「松葉調査」に取り組む
●市民グループの創意ある活動
●農協の勇気ある決断
●小学校の校庭にモニタリングの松を植えた
●国分寺市が30本の松を植えた
●杉並区が13ヵ所を測定
●千葉県柏市の詳細な「松葉調査」
●町都庁民の協力で実現した栃木県上三川町
●測定分析費の集め方

第6章 松葉のダイオキシンが記録した汚染の実態
●焼却炉の周辺では、汚染が6.5倍
●焼却炉停止で劇的に改善−福岡県筑穂町
●一般廃棄物焼却工場からダイオキシン類−福岡県田川市
●市平均の2倍−福岡県筑紫野市
●住宅地にも汚染−神奈川県横浜市栄区
●産廃焼却施設と基地周辺では平均の7倍ー神奈川県綾瀬市・大和市
●高性能フィルターの効果がわかったー愛知県春日井市
●産廃焼却炉に与えいたインパクトー相模原市新磯野地区
●仙台市の汚染濃度マップが完成
●同族体パターンで発生源を推定するーグリーンコープのデータから
●首都圏ダイオキシン汚染マップが語る広域汚染
●「松葉調査」は有力な裁判証拠
●焼却炉からの汚染拡散シミュレーションー茨城県龍ヶ崎・新利根地区
●複数の焼却炉からの汚染拡散ー埼玉県所沢市・周辺
●三次元流体モデル

第7章 「松葉調査」9つのステップ
@汚染の実態・現状が認識できる
A派生源の探索の出発点に
B情報公開のとっかかりに
C廃棄物政策についてのチェック
Dコミュニケーションのツール
E政策提言のできる市民へ
F裁判などで市民にとって有力な証拠に
G地方から国を動かす第一歩に
H松葉の濃度から排ガス濃度を推計

第8章 見直そう私たちのライフスタイル
●日本は世界最大のダイオキシン排出国
●ゴミを見直す
●環境にやさしいライフスタイルとは


【参考資料】なくせ!ダイオキシン汚染監視運動の提言

第9章 みんなで循環型社会をつくるために
●ダイオキシン対策といいながら、大規模焼却炉を作り続ける政府
●巨大な「公共事業」
●排ガスを連続監視できるシステムは開発済み
●真の循環型社会を目指すせかいの都市

【地域別】全国松葉調査濃度測定分析結果

・関東首都圏エリア
・北海道エリア
・中国・九州エリア
・大阪南部エリア
・汚染発生源との関係
・同族体量とパターンの分析

■松葉調査へのお誘い
●参考引用文献一覧
あとがきにかえて